石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスは、これまで数回にわたり延期していた生産引き上げを4月に開始する見込みだ。トランプ米大統領は原油価格を引き下げるため、OPECプラスに供給を増やすよう圧力をかけている。

  複数のOPECプラス参加国代表によると、4月から生産を日量13万8000バレル引き上げる。これを皮切りに、2年余りにわたって休止していた生産の回復を段階的に進め、2026年までに合計で日量220万バレルの供給を増やす見通しだと、代表らは述べた。

  OPECプラスは2022年に供給を抑制して以来、3回にわたり回復を延期し、原油トレーダーらは再び先送りされるだろうと予想していた。サウジアラビアなど多くの参加国にとって現在の原油価格は政府支出を賄うには低過ぎ、世界の石油市場は年後半に供給過剰に陥るとみられている。

  この一報が伝わると、原油相場は下げを拡大。原油価格の国際的な指標であるブレント原油は一時2.8%安の1バレル=71.17ドルを付けた。

 

原題:OPEC+ to Begin Long-Delayed Supply Restart Amid Trump Pressure(抜粋)

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