ドイツでは、2月23日に行われた連邦議会の選挙で、最大野党で中道右派の「キリスト教民主・社会同盟」が第一党となり、首相候補のメルツ氏が次の首相に就任する見込みとなりました。

こうした中「キリスト教民主・社会同盟」は2月28日、第三党に後退した中道左派でショルツ首相が所属する「社会民主党」と連立に向けた協議を始めました。

両党は、第二党に躍進した極右だとされる右派政党「ドイツのための選択肢」の政権入りを防ぐ目標で一致していますが、移民政策などで立場に隔たりがあり、連立協議は難航するとの見方も出ています。

首相就任が見込まれるメルツ氏は、ウクライナ情勢ではアメリカのトランプ政権が停戦に向けた外交を活発化させる中、ことし4月中旬ごろまでに政権を発足させることを目指し、政治の空白期間を短くしたい考えです。

今回の協議は、正式な連立協議に入る前の調整と位置づけられていますが、両党が今後、協議を速やかにまとめられるかが焦点です。