記者会見で謝罪する西畑警務部長(31日、鹿児島県警本部で) 警察の内部文書を外部に漏えいしたとして、鹿児島県警は31日、鹿児島市紫原5、県警前生活安全部長の本田尚志容疑者(60)を国家公務員法(守秘義務)違反の疑いで逮捕した。本田容疑者は3月に定年退職し、在職時の階級は警視正だった。県警では5月にも、捜査情報を外部に漏らした地方公務員法(守秘義務)違反で巡査長が起訴されており、県警は「抜本的な対策を進める」と謝罪した。
発表によると、本田容疑者は3月25日付で県警を退職した直後の同月下旬、鹿児島市内から第三者に内部文書を複数枚郵送し、職務上知り得た情報を漏らした疑い。県警は認否を明らかにしていない。 本田容疑者は県警刑事企画課長や鹿屋、鹿児島西両署長を経て、2022年3月に生安部長に就任。文書は部長だった同月から24年3月までに入手したとみられ、一般人と警察官各1人の氏名や年齢などの個人情報が含まれていたという。
県警は3月、100件を超える事件の個人情報が流出した可能性があると発表。西畑知明・警務部長をトップとする約50人態勢のプロジェクトチームを設置し、調査にあたった。その結果、捜査情報を福岡市の会社役員男性(60歳代)に漏らしたとして、県警
曽於(そお)
署の巡査長、藤井光樹被告(49)(懲戒免職)を4月に地方公務員法(守秘義務)違反の疑いで逮捕し、その後起訴された。
県警の捜査・調査の結果、容疑者の氏名や事件の対応状況を記載した「告訴・告発事件処理簿一覧表」などが流出しており、藤井被告が95事件304人分の個人情報を流出させたことが判明した。 1 2
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