広島県江田島市の
陀峯山(だぼうざん)
(標高438メートル)で1月に起きた大規模火災で、たき火の不始末で延焼させたとして、江田島署は、70歳代の男を森林法違反(森林失火)容疑で地検呉支部に書類送検した。5月24日付。男は容疑を認めており「ここまで燃え広がるとは思わなかった」と供述しているという。
現場上空で消火活動を続けるヘリコプター(1月14日午前9時53分、江田島市で)=東直哉撮影 捜査関係者によると、男は1月13日午前、同市内の所有地で雑草などを焼いた際、陀峯山の山林などに燃え移らせた疑い。当時、県南部には乾燥と強風の注意報が出ており、同署は、男がたき火を周辺に燃え広がらないようにする注意を十分に払わず、公共の危険を生じさせたと判断した。
同市消防本部などが出火原因を調べ、男の供述や現場検証の結果、同日午前9時35分頃、同市大柿町の陀峯山南斜面の中腹で出火したと判断した。火災では、同17日午後5時に鎮火するまでの約100時間で計242・6ヘクタールが焼失。けが人はなかったが、複数の家屋のウッドデッキなども焼損。県内では近年4番目の焼失面積となっていた。 同市消防本部は今後、総務省消防庁に調査報告書を提出。予防策として乾燥注意報などが出た際は、陀峯山周辺を重点的に消防車で巡回し、火気の取り扱いへの注意を呼びかけたり、たき火などをしている人がいれば直接指導したりするとしている。
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