大津理事長(左)から新札の肖像画の複製を受け取った大野知事(31日午後、県庁で)大津理事長(左)から新札の肖像画の複製を受け取った大野知事(31日午後、県庁で)

 7月から発行される新1万円札の原版作成に使われた、実業家・渋沢栄一の肖像画の複製が31日、大野知事に贈られた。国立印刷局が作成したもので、細かな点などで陰影や質感が
緻密(ちみつ)
に表現されている。
 肖像画は縦約28センチ、横約24.5センチで、実際の紙幣の4倍の大きさ。取り寄せた渋沢栄一の何枚もの写真を見ながら、同局のベテラン工芸職員が顔料を固めた「コンテ」と呼ばれる画材を使って、1人で仕上げたという。 県庁を訪れた同局の大津俊哉理事長が「渋沢生誕の地である埼玉で、多くの方に見ていただきたい」と複製を手渡すと、大野知事は「県全体でのPRに活用させてもらう」と述べた。 複製は7月13日~9月1日、さいたま市大宮区の県立歴史と民俗の博物館で展示される予定。