人気商品「鞍馬サンド」(手前右)、「醍醐」(同左)、「平安」人気商品「鞍馬サンド」(手前右)、「醍醐」(同左)、「平安」 店名と同じ名前のサンドイッチ「鞍馬サンド」をほおばると、プロカメラマンを目指したときの気持ちを思い出す。「より近くで、迫力ある場面を切り取る」。この初心を忘れないためにも、鞍馬サンドを求めて店に立ち寄ることは多い。

 鞍馬サンドは、店の前オーナーが京都・鞍馬山で登山する際、サンドイッチを持たせてくれた茶屋の影響を受けた商品で、甘さが控えめでしょうゆ味が引き立つ鶏の照り焼きが特徴。ゴーダチーズが入っているが、プリプリ食感のシメジのたまり漬け、大葉やごま、焼きのり、白髪ネギといったサンドイッチらしからぬ具材が挟み込まれている。和風味が強調されるが、パンとの相性は抜群で、ボリュームがあるがすぐに食べきってしまうほどの一品。店で1番人気というのもうなずける。鞍馬サンドの鈴村光司社長鞍馬サンドの鈴村光司社長 50種類以上ある商品には京都のイメージから名前をつけており、コーヒーゼリーと納豆、ホイップクリームを挟んだ「醍醐」や、ハムタマゴサンドの「源氏」、イチゴサンドの「平安」などとなっている。商品名からはどんなサンドイッチか想像もできない。三重県産食材を使った商品も作り始めており、鈴鹿市の養鶏場の卵と伊勢市のしょうゆ店のすき焼きのタレを使った「しあわせ」も人気を集めている。 「いいなぁ」 鈴鹿市の鈴鹿サーキット観客席で鞍馬サンドを食べながら、うらやましく思っていたF1日本グランプリのコースサイドからの撮影。学生時代の夢をかなえ、今年から春開催となり、F1マシンと桜との初共演の一瞬も切り取った。 より近くで、迫力ある一瞬をこれからも逃さない。(稲垣政則)◇鞍馬サンド
(三重県鈴鹿市)
【メモ】営業時間は午前9時~午後5時。年中無休(元日除く)。059・380・0313。