福岡県久留米市御井町の上水道施設「旧流量計室」で昨年9月、金属水銀が見つかった問題で、同市は29日、施設敷地内の土壌や地下水から基準値を超える水銀が検出されたと発表した。ただ、施設周辺の井戸水からは水銀が検出されなかったことから「敷地外部への拡散はないと考えられる」とした。
久留米市役所 市は昨年12月~今年4月、敷地内の3地点と、旧流量計室を解体した跡地の2地点でボーリング調査を行い、土壌や地下水に水銀が含まれていないかを調べた。
その結果、金属水銀が見つかった場所の真下の土壌や地下水から基準値を超える水銀が検出された。他の4地点でも、土壌の表層部分で基準値を超える量の水銀の溶出が確認された。 また、施設の半径80メートル以内にある10か所の井戸水についても調査したが、いずれも水銀は検出されなかった。 市は今後、敷地内の別の3地点で追加のボーリング調査を行い、敷地全体の土壌を入れ替える予定。市上下水道部の境克浩部長は「市民生活に支障が出ないよう対策を講じていきたい」と話した。
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