【ニューヨーク=小林泰裕】対話型AI(人工知能)「チャットGPT」を開発した米オープンAIは28日、サービスの安全性を評価し、経営陣に勧告する委員会を新設したと発表した。安全対策を担う幹部が、社内対立を原因に今月退社し、安全性を懸念する意見も出ていた。
ウイルス作成に作成者不明の無料生成AI3つ使用、悪用防止機能「ガードレール」を回避か
オープンAIのロゴ=ロイター 「安全・セキュリティー委員会」は、サム・アルトマン最高経営責任者(CEO)ら、取締役会の一部メンバーや幹部で構成する。外部の専門家からも意見を仰ぎ、90日間かけて安全対策について評価を行うという。
また、生成AIの最新モデルの開発に着手したことも明らかにした。AIの進化により、偽情報の拡散や著作権の侵害といった懸念が強まっている。社内の安全対策の強化をアピールする狙いがある。 オープンAIは13日に発表した新しいサービスで、AIの音声が米女優のスカーレット・ヨハンソンさんの声に似ているとの指摘があり、一部の対話機能で利用を一時、停止した。新設された委員会は、アルトマン氏が主導するとみられ、米メディアでは、効果を疑問視する声も出ている。
![[経済] オープンAI、安全対策を勧告する委員会を設立…生成AIの最新モデル開発にも着手 [経済] オープンAI、安全対策を勧告する委員会を設立…生成AIの最新モデル開発にも着手](https://www.walknews.com/wp-content/uploads/2024/05/1716943814_20240529-OYT1I50027-1-1024x576.jpg)