【エルサレム=作田総輝】ロイター通信は28日、目撃者の情報として、イスラエル軍の戦車数台が初めてパレスチナ自治区ガザ最南部ラファの中心部に到達したと報じた。イスラム主義組織ハマス幹部が潜伏するとみるラファで、作戦を拡大する構えとみられる。

エジプト軍とイスラエル軍がラファ検問所付近で銃撃、1人死亡…イスラエル紙報道

28日、ガザ最南部ラファで、イスラエルの攻撃を受けて立ち上る煙=ロイター28日、ガザ最南部ラファで、イスラエルの攻撃を受けて立ち上る煙=ロイター 報道によると、戦車が中心街にあるモスク近くで確認された。戦車は中心部の端まで到達していたが、中心部の内側には本格的に進軍していなかった。

 イスラエル軍は、ラファで避難民ら45人が死亡した26日の空爆で批判にさらされている。フランスのマクロン大統領はX(旧ツイッター)に「避難民を殺害したラファでの攻撃に憤りを感じている」と投稿した。イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は27日の演説で、「民間人への危害を避けるための最大限の努力にもかかわらず悲劇が起きた」と釈明した。 イスラエル主要紙ハアレツによると、空爆を受け、ハマスは戦闘休止などをめぐる間接交渉に参加しないと仲介国に伝えた。