公用車カーシェアの車を置いている「徳島駅前トクシィステーション」(徳島市で)全国シティ大賞
徳島市と4社 土日祝は観光客ら利用 民間企業から公用車の無償貸与を受け、土、日曜と祝日は市民らにカーシェアで使ってもらう徳島市などの実証実験「公用車シェアリング」が、第1回全国シェアリングシティ大賞の優秀賞を受賞した。公用車自体をレンタルし、さらにカーシェアとして活用することなどが評価された。(山下陽太郎) 同大賞は住居や乗り物、衣服などを共有、活用する「シェアリングエコノミー」の普及に取り組む自治体などでつくる「シェアリングシティ推進協議会」(東京都)が主催。同協議会には、170以上の自治体が参加している。同大賞は各団体の取り組みを発掘、共有する目的で、初めて設けられた。 全国95の企業・団体が取り組む53事例の応募があり、大賞に次ぐ優秀賞(7部門)のうち、地域交通部門で受賞した。 徳島市の公用車シェアリングは、昨年3月に始まった。日産サティオ徳島など民間事業者4社と市が実施している。4社が普通車と軽自動車の計5台を市に無償貸与。JR徳島駅の近くにある市の駐車場「徳島駅前トクシィステーション」(寺島本町東)に駐車し、平日は市が公用車として使用。土、日曜と祝日は、一般向けにカーシェアとして、利用してもらっている。 市財産管理活用課によると、5台は公用車として活用しているが、カーシェアとしての利用はまだ低調で、1日1台程度の稼働という。利用状況のデータを収集しており、市では公用車全体の効率的な運用や、台数の最適化にも役立てたい考え。実証実験は今年度末まで。 今月15日には、東京都内で表彰式があり、日産サティオ徳島の藤村泰之社長らが出席し、盾などを受け取った。 市の担当者は「受賞を機に、市民や観光で訪れる人たちに広く知ってもらい、カーシェア利用が増えれば」と期待。藤村社長は「実証実験で多くの人に、公用車シェアリングを知ってもらうことに意義があると考えており、受賞はうれしい」と話していた。◇ カーシェアの利用料は軽自動車が15分220円、普通車が同330円。利用にはスマートフォンが必要で、専用アプリ「スカイレンタカー・スマートサービス」を使用する。
![[ニュース] 公用車シェア 優秀賞 [ニュース] 公用車シェア 優秀賞](https://www.walknews.com/wp-content/uploads/2024/05/1716756314_20240526-OYTNI50097-1-1024x576.jpg)