【エルサレム=福島利之】イスラエル主要紙ハアレツなどは25日、政府高官の話として、パレスチナ自治区ガザでの戦闘休止と人質の解放を巡る交渉を今週にも再開させると報じた。イスラム主義組織ハマスとの交渉を仲介するエジプトとカタールが提示した新たな案を軸に協議する方針だが、妥結するかどうかは見通せない。
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24日、ガザ南部ラファで、イスラエルの攻撃を受け立ち上る煙=ロイター イスラエルの対外情報機関モサドのダビッド・バルネア長官は24日、パリで米中央情報局(CIA)のウィリアム・バーンズ長官とカタールのムハンマド・サーニ首相と会談し、交渉再開で合意した。5月上旬に頓挫した交渉案を修正し、協議に入る。
イスラエルは人質解放のための一時的な戦闘休止に応じるが、恒久的な停戦を認めていない。一方、ハマスはガザからの軍の完全撤退と停戦にこだわっている。 一方、イスラエル軍によると、ガザ最南部ラファから26日、発射体計8発が商都テルアビブ方面に撃ち込まれ、中部ラアナナなど数か所に落ち、少なくとも3人が軽傷を負った。ガザからテルアビブへの攻撃は数か月ぶり。ハマスは「民間人虐殺の報復だ」との声明を出した。交渉に影響する可能性がある。
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