7人制ラグビーの女子日本代表「サクラセブンズ」は、3大会連続となるパリ五輪の出場を決めている。現在は代表候補として22人が選ばれており、18~23日に埼玉県熊谷市で合宿を行った。全敗を喫して最下位に終わった東京五輪から3年。花の都でのメダル獲得に向けて12人(予定)の五輪代表メンバー入りを目指す九州・山口ゆかりの選手を紹介する。(崎田良介)
「泥臭いプレーでチームを鼓舞する最年長」中村知春選手…7人制ラグビー女子日本代表候補
堤ほの花選手 26 初めて五輪の舞台に立った東京大会は、あっという間に終わった。引退も考えたが、他の選手が再びラグビーに向き合い、努力する姿に心を揺さぶられた。「こんな思いは二度としたくない。これでは未来のラグビー選手に何もつながらない」。現役続行へと覚悟を決めた。
俊足を生かしたプレーで2大会連続の五輪出場を目指す堤ほの花選手 佐賀県嬉野市出身で、父親が設立したラグビースクールに双子の弟と3歳で通い始めたものの、あまりの危険さに「嫌い」だった。強豪の佐賀工高(佐賀)に進んだのも、ラグビーをしていた同学年の女子に一緒に入部を頼まれたから。だが、次第にチームメートと力を合わせて勝利を目指す競技の魅力に気づき、進学した日本体育大を卒業後も部に所属して力をつけた。
1メートル54の身長は、パリ五輪日本代表候補の中で最も低い。その小柄な体に詰まった闘争心あふれるタックルでピンチを救い、防御を突破する圧倒的なスピードでトライを重ねてきた。走り始めの初速の数値は今でも向上しており、攻守で生きる瞬発力が最大のアピールポイントだ。 「ラグビーをしていなかったら、世界に行こうとも考えていなかった。出会えて良かった」。ラグビーへの感謝の思いも胸に、パリに向かって全速力で駆けている。
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