自動車レースのインディカー・シリーズで伝統のインディアナポリス500マイル(インディ500)の決勝が26日(日本時間27日未明)に米インディアナ州のインディアナポリス・モータースピードウェーで行われる。過去2度優勝の佐藤琢磨(47)が古巣のチーム「レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLL)」に復帰してスポット参戦。平均時速300キロを超える超高速バトルが展開される。インディ500で過去2度の優勝を果たしている佐藤琢磨は決勝で10番グリッドからのスタートとなる(AP)インディ500で過去2度の優勝を果たしている佐藤琢磨は決勝で10番グリッドからのスタートとなる(AP) インディ500は決勝が毎年、5月最終月曜日の米国のメモリアルデー(戦没将兵記念日)の前日に行われる。1911年に始まって今年が108回目。、F1のモナコ・グランプリ、ルマン24時間耐久レースと並び世界三大レースの一つに数えられる。期間が長いのが特徴で、今年も5月中旬から練習走行が始まって下旬の決勝まで続く大イベントで、レースが近づくと、会場周辺はキャンピングカーや大型車を駆って各地から観戦に訪れた人々でにぎわう。その数は例年、数十万人と言われる。

 レースで使用されるインディカーはレース中の平均時速が300キロを優に超える。インディ500は1周2・5マイル(約4キロ)のオーバル(だ円)コースを反時計回りに200周走って競うが、500マイルは約800キロで、東京から広島県福山市の少し先までの距離と同じだ。昨年の優勝タイムは2時間58分21秒9611。ドライバーは新幹線「のぞみ」よりも速いマシンを操り、過酷なレースを走り切って優勝を目指す。練習走行でメーンスタンド前を走るマシン。インディアナポリス・モータースピードウエーで(5月20日、AP)練習走行でメーンスタンド前を走るマシン。インディアナポリス・モータースピードウエーで(5月20日、AP) インディ500に15度目の出場となる佐藤琢磨は2017年と20年の2度、優勝しており、今回はRLLでホンダのエンジンを搭載したマシンに乗る。昨年は決勝で7位。今年は18、19日に行われた予選で10番手となり、33台による決勝は4列目からのスタートとなる。決勝レースを前にホンダ・レーシングのサイトにコメントが掲載され「トップ10で予選を通過できたことも、喜ぶべきことです。このレースはスタートポジションが極めて重要です…レースの前半はなんとかポジションを落とさずに走り続けて…レース終盤にはコンペティティブ(競争的な)になっていたい」と抱負を語っている。(デジタル編集部)

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