【ニューヨーク=小林泰裕】米メディアは24日、米IT大手グーグルが今月、インターネットの検索エンジンに導入した検索結果をAI(人工知能)が要約する機能で、多くの誤った情報が表示されていると報じた。1998年の検索サービスの開始以降、今回のAI機能の搭載は最大の刷新になると期待されていたが、出だしからつまずいた形だ。
「オバマ元米大統領はイスラム教徒」と回答するグーグルのAI要約機能の画面(米CNBCより) 報道によると、「オバマ元米大統領はイスラム教徒である」「チーズをピザにのせるには接着剤を使うのが良い」などの誤情報が表示されているという。グーグルは24日、読売新聞の取材に対し、「問題がある場合は適切に対応し、システムの改善に取り組んでいる。オバマ氏に関する要約については削除した」と回答した。
検索結果をAIが要約する機能は「AIオーバービュー」と呼ばれ、グーグルは14日、米国など各国で順次提供していくと発表した。日本では24日時点で、一般提供は行われていない。 グーグルは昨年2月に対話型AIサービスを発表した際にも回答内容の誤りが指摘され、親会社アルファベットの株価が急落する事態が起きた。
![[国際] グーグルAI要約に誤情報多発「チーズをピザにのせるには接着剤」…オバマ氏に関する誤りは「削除した」 [国際] グーグルAI要約に誤情報多発「チーズをピザにのせるには接着剤」…オバマ氏に関する誤りは「削除した」](https://www.walknews.com/wp-content/uploads/2024/05/1716610033_20240525-OYT1I50047-1-1024x576.jpg)