同志社大今出川キャンパスにある「同志社アーモスト館」(京都市上京区)の開館92周年記念式典が18日、同館で開かれた。今回は新島襄の母校、米アーモスト大から同志社大に学生らが派遣される制度の創設100周年を記念し、初代学生代表だったスチューアト・バートン・ニコルズ(1900~25年)の伝記も出版され、関係者約40人が祝った。伝記出版の意義を語るケーリ代表理事(京都市上京区で)伝記出版の意義を語るケーリ代表理事(京都市上京区で)

 同館は、アーモスト大の関係者やニコルズの親族らの寄付で1932年に建設された学生寮で、国登録有形文化財になっている。式典は、元寮生らでつくる同志社アーモストクラブが毎年開催している。 ニコルズは2年の任期を経て帰国後、肺結核で25歳で逝去した。式典では、伝記を出版した同志社日米文化財団のアン・ケーリ代表理事が「ニコルズがここにいたことから、同館のつながりが出発した。出版も合わせてお祝いできてうれしい」と話した。小原克博学長の講演もあり、来年の同志社大創立150周年に触れ、「意欲ある若者が未来を描けるような大学を作る必要がある」と語った。

Share.