金刀比羅宮の本宮
文化審議会は17日、明治の神仏分離令で整備された
金刀比羅宮(ことひらぐう)
(香川県琴平町)や、天台寺門宗の総本山・園城寺(三井寺、大津市)など新たに8件の建造物を重要文化財に指定するよう、文部科学相に答申した。新潟県佐渡市小木町、長野県須坂市須坂の2地区を重要伝統的建造物群保存地区として選定することも求めた。
「こんぴらさん」の呼び名で親しまれる金刀比羅宮は本宮など12棟が指定対象で、一部の建物は結合されている。社殿は仏教色が排され、壁面や天井に施された木地
蒔絵(まきえ)
など独特の意匠を持つ。神仏分離による境内整備の様相を伝え、歴史的価値が高い。
園城寺(三井寺)=同寺提供 園城寺は5棟が指定対象で、西国三十三所巡礼の札所となっている観音堂は1689年に完成した。増改築を重ねた複雑で独特な構造が特徴。札所鐘楼、百観音を集めた百体堂など近世札所寺院の境内の様子がよく分かる。 その他の答申は以下の通り。
【国宝(追加指定)】法隆寺金堂
附(つけたり)
古材(奈良県斑鳩町)
【重要文化財】▽旧岩淵水門(東京都北区)▽旧小菅刑務所庁舎(東京都葛飾区)▽
對龍(たいりゅう)
山荘(京都市)▽
齋(いつき)
神社本殿(京都府綾部市)▽
郭家(かくけ)
住宅(和歌山市)▽旧大浜埼通航潮流信号所施設(広島県尾道市)◇追加指定▽菅野家住宅(富山県高岡市)▽旧
山邑(やまむら)
家住宅(兵庫県芦屋市)
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