北九州市門司区のJR門司港駅周辺から出土した初代門司駅(1891年開業)の関連遺構を巡り、市は16日、追加の試掘調査で新たに枕木やレンガ状の遺構などが出土したと、市議会建設建築委員会で報告した。市は7月から発掘調査と記録保存を行い、今年度中に現地で複合公共施設の整備に着手する方針。
初代門司駅の遺構(手前)。奥の建物が現在のJR門司港駅(北九州市提供) 市によると、追加の試掘は4月26日~5月1日、すでに出土している遺構の周囲計10か所で実施。貨物ホームや荷おろし場があったと想定される地点から、枕木や線路の遺構とみられる黒色の砂利が見つかった。駅の関連建物があったとみられる場所からは、レンガ状の遺構も確認されたという。
今回の試掘結果を受け、市はすでに出土している遺構の延長部分も含めて追加の発掘調査を約770平方メートルの範囲で実施する方針。費用は3000万円程度になる見通しで、調査費などを盛り込んだ今年度一般会計補正予算案を市議会6月定例会に提案する。
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