バスケットボールの人気が高まっている。新型コロナウイルス禍前に比べ小学生の競技者数は1万人、プロバスケ・Bリーグの1試合当たりの平均入場者数は1000人それぞれ増加。「バスケ王国」とも呼ばれる福岡では、全国の高校トップ級4校による大会が異例の有料観戦で開かれるなどパリ五輪を前にバスケに熱い視線が注がれている。(大久保和哉、池田寛樹)

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多くの観客が詰めかけた飯塚カップ(4月20日、福岡県飯塚市で)多くの観客が詰めかけた飯塚カップ(4月20日、福岡県飯塚市で)強豪4校で「飯塚カップ」

 小柄な選手がゴール下に素早く切り込みシュートすれば、2メートル近い選手が豪快にブロック――。福岡県飯塚市で4月下旬に開かれた高校バスケ強豪4校を招いた総当たり戦「飯塚カップ」。得点した選手の名前が大音量で呼ばれ、軽快な音楽も流れる演出の中で、白熱する試合が展開された。 4校は、昨年の全国高校バスケットボール選手権(ウインターカップ)で優勝した福岡第一(福岡市)をはじめ、福岡大大濠(同)、開志国際(新潟県)、東山(京都府)のいずれも全国屈指の名門。高校生の大会ながら、入場料は1000円(高校生以下500円)だったが、2日間で約4500人が詰めかけ、ライブ配信(有料)も行われた。 福岡第一の名将、井手口孝監督(60)は観客で埋まった会場で「以前と比べれば夢のような景色だ」と感慨深げに語る。同高は福岡大大濠とともに、毎年のように全国大会で優勝を争うなど高校バスケ界をリードしてきた。一方、バスケに対する注目度はなかなか高まらなかったといい、「有料でもこれほど観客が来るとは」と驚きを隠せない。 「飯塚カップ」は、「子どもたちに全国トップレベルの選手のプレーを見てもらいたい」と飯塚市などが昨年初めて開き、今回で2回目。市の担当者は「さらに大きな試合の開催につなげ、街づくりにいかしたい」と意気込む。 1 2

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