火災で停泊するフェリーとしま2(左)と現場確認で接近する巡視艇(2023年12月)=第10管区海上保安本部提供火災で停泊するフェリーとしま2(左)と現場確認で接近する巡視艇(2023年12月)=第10管区海上保安本部提供 鹿児島県十島村の悪石島沖で昨年12月に火災を起こした村営定期船「フェリーとしま2」について、エンジンに燃料を送るポンプを固定するボルトが外れていたことが10日、村への取材でわかった。

 村によると、外れていたボルトは4本。霧状にした重油をエンジンに送る燃料ポンプに締められていたという。火災後に機関室内を調べていた乗組員が、ボルトが落ちているのを発見した。 火災は同月29日早朝、エンジンのある機関室で発生。約3か月半運休し、4月12日に運行を再開した。 村によると、火災直前に燃料ポンプから霧状の重油が噴出しているのを乗組員が発見しており、漏れた重油が高温の機器にかかるなどして引火した可能性があるという。運輸安全委員会門司事務所(北九州市)が事故原因を調べている。

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