広島県福山市は1日、電子カルテを目的外で閲覧し、同僚女性職員の家族に匿名の文書を送りつけたとして、福山市民病院に勤務する50歳代の女性医師を減給10分の1(6か月)の懲戒処分にしたと発表した。

 市によると、医師と職員は共同研究を行っていたが、2024年3月頃に関係がこじれたため、医師は修復を図ろうと25年7月、職員の態度を改めさせるよう求める匿名の文書を、職員の実母宅や夫の勤務先に送った。その際、院内の電子カルテの通院履歴を調べ、実母の名前や住所、夫の名前などを割り出した。医師は24年8月以降、職員宛てにも3通の匿名文書を送っており、職員は25年7月、市に相談。市は電子カルテの閲覧履歴から医師を突き止めた。市の調べに医師は「冷静さを欠いた判断だった。深く反省している」と話したという。

 医師は県迷惑行為防止条例違反容疑で福山西署の聴取を受け、3月26日付で福山区検が不起訴とした。

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