京都府が作成した漫画の一コマ
家族の介護や世話を日常的に担う子ども「ヤングケアラー」を知ってもらおうと、京都府は啓発漫画を作成した。府ヤングケアラー総合支援センターに相談する当事者は多くなく、漫画を通じて子どもたちに周知することで、相談窓口の利用増や支援につなげる狙いだ。府内の中学、高校生に順次配布している。(岩崎祐也) 京都精華大と協力して作成し、15万5000部を発行。タイトルは「きみが選ぶ物語―ケアのある日々の中で―」。病気の母親の世話をする女子高校生が主人公で、教員からの言葉をきっかけに支援を受けたり、自分の夢に向き合ったりする物語となっている。 府が2021年度にひとり親家庭を対象にした調査では、約10%の子どもが日頃から家族の世話をしていた。府は結果を受け、22年4月に京都市南区に同センターを開設。相談件数は22年度が約300件、23年度が約480件だったが、当事者からの相談はいずれも1割程度にとどまっていた。 ホームページ上でも見られる。府は同センター(075・662・2840)で相談を受け付けている。
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