
楽しそうに山菜を集める学生たち=白山市白峰で
全国各地の大学生が白山市白峰で地域振興に取り組むサークル「しらみね大学村」は2日、本年度から参加した学生の歓迎会を白峰地域で開いた。2日間の日程で、散策や周辺住民との交流を通して、大自然に囲まれた魅力を満喫する。
大学村は2022年に結成され、少子高齢化と過疎化による人手不足が課題となっている白峰で地域課題の解決に取り組んできた。これまでに延べ230人以上が参加し、メンバーは好きな時に滞在。地域の困り事を「クエスト」と題して引き受けたり、行事に参加したりしてきた。
歓迎会には、県立大や金沢工業大などから新しく仲間入りした8人を含め、県内外から約30人の学生が参加。新しい学生を白峰に呼び込もうと企画した山菜採りでは、学生たちは住民の案内で周辺の山林を散策。草木をかき分けて進む道のりに苦労しながらも、コシアブラなどの山菜をかごいっぱいに集めていた。
初めて参加した金沢工業大1年の石原いづみさん(18)は「空気はおいしいし、普段これだけの自然に触れる機会がないので参加して良かった。白峰の歴史や魅力を知りたい」と笑顔。大学村の共同代表で県立大3年の中尾明稔さん(20)は「これからも、県内外から訪れる学生を増やし、地域との交流を深めていきたい」と話した。
学生たちは、地域の空き家を活用した学生村の拠点などで宿泊。3日は、掃除などの地域の仕事や、住民との交流会をする。 (鬼頭穂高)
