伊藤市長(左)からブロンズ像を受け取る佐藤さん伊藤市長(左)からブロンズ像を受け取る佐藤さん 新鮮な感覚を備えた現代詩集に贈られる「第29回中原中也賞」(山口市主催)の贈呈式が29日、山口市内のホテルで行われた。詩集「渡す手」で受賞した東京都の俳人、佐藤文香さん(38)に、伊藤和貴市長から中也のブロンズ像などが手渡された。

 佐藤さんは、13歳で俳句を書き始め、ここ数年は俳句というジャンルを超え、自分なりに現代詩について考えていたという。受賞したのは初めての詩集で、幼少期の記憶を描いた作品など24編が収められている。公募と推薦を合わせて240点の中から選ばれた。 贈呈式で、佐藤さんは「現代詩を書き始め、詩集をつくり、批評してもらうことで、次に書く詩、俳句にも新たな視点が加わった。これからも、日本語による表現に挑戦していきたい」と笑顔を見せた。

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