中国電力が、島根原子力発電所2号機(松江市)について、今年8月に予定していた再稼働の時期を秋以降に延期する見通しであることが関係者への取材でわかった。安全対策工事が遅れていることが影響しているとみられる。詳細については近く発表する。
島根原発 中国電はこれまで、今年6月から島根原発2号機の原子炉に核燃料を入れた上で、8月に再稼働し、9月から営業運転を始める予定を示していた。
安全対策工事は5月中にも終える見通しだったものの、遅れていることから計画通りの再稼働は難しいと判断したとみられる。中国電は、延期に伴って原子力規制委員会にもスケジュールなどの変更を届け出る。 島根原発2号機は、東日本大震災で事故が起きた東京電力福島第一原発と同じ沸騰水型軽水炉(BWR)で、再稼働すればBWRとして全国初となる見込みだった。東北電力は今年9月にBWRの女川原発2号機(宮城県)の再稼働を目指しており、中国電の島根原発2号機の再稼働がずれ込めば、女川原発が先行する可能性もある。 島根原発2号機は、2012年1月に定期検査で停止。22年6月には島根県の丸山達也知事が、再稼働への同意を表明していた。
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