25日の東京外国為替市場の円相場は、前日(午後5時)と比べ50銭程度円安・ドル高の1ドル=155円台前半で取引されている。一時、155円40銭台をつけ、約34年ぶりの円安・ドル高水準を更新した。
日本銀行本店 前日のニューヨーク市場で、米国債の入札が不調だったことを受けて米長期金利が上昇。日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いが広がり、155円台まで円安が進んだ。東京市場でも円売り・ドル買いが優勢になっている。
背景には、米国経済の堅調さがある。米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げが先送りされるとの観測が根強く、運用に有利なドルを買う動きが続いている。市場関係者には、日本銀行が25、26日に開く金融政策決定会合で現状の政策を維持するとの見方が多く、円売りを促している。 市場では、政府・日銀による円買い・ドル売りの為替介入に対する警戒感が一段と増している。ただ、三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩氏は、「円安が進む一方、原油価格や輸入物価はそれほど上昇していない。物価に与える影響は限定的で、為替介入を急ぐ状況ではない」との見方を示した。
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