横浜高速鉄道は20日、横浜市中区のみなとみらい線(MM線)元町・中華街駅近くに建設工事中の車両留置場を一般公開した。MM線では初めてとなる留置場で、2030年度の供用開始を予定している。公開されたトンネルの内部(20日、横浜市中区で)公開されたトンネルの内部(20日、横浜市中区で) 留置場予定地は、港の見える丘公園などの地下19~50メートルに位置し、終点の同駅から先に延びる全長589メートルの地下トンネル内にある。

 公開されたのは、現場に重機などを入れるために掘削中の「横坑」と呼ばれる作業用トンネルで、高さ10メートル、幅10メートル。1日2メートルほどのペースで掘削を進めており、この日は全長306メートルのうち255メートルまで掘り進められていた。 MM線は電車の車庫がなく、乗り入れ先の東急東横線から場所を借りている。将来、東急の受け入れが難しくなるといい、事業費150億円をかけて自社整備することとなった。 完成すれば、10両編成の車両4本を留置できるほか、事故や災害時でダイヤが乱れたり、車両が故障したりした際の対応にもつながるという。 整備地の大部分は公園の地下だが、地上には住宅や店舗などもあり、同社の酒井博之プロジェクト推進室長は「地域の理解を得ながら、一日も早い完成を目指して安心安全に進めたい」としている。

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