英語で摂社の祭神などを解説したアニメーション英語で摂社の祭神などを解説したアニメーション

 日本遺産・北前船関連の寄港地の一つ、兵庫県たつの市御津町室津にある「賀茂神社」の文化財などを紹介するデジタルアニメーションが制作された。スマートフォンで二次元コードを読み取って見られる仕組みで、日本語だけでなく、増加する外国人観光客向けに英語、中国語、タガログ語、ベトナム語の4か国語にも対応した。
 賀茂神社は、平安時代に京都の賀茂
別雷(わけいかづち)
神社の
御厨(みくりや)
となり、本殿や摂社など8棟の建造物が重要文化財に指定されている。
 アニメは、外国人観光客に室津の歴史を知ってもらおうと、市民団体や観光協会などでつくる「室津文化財多言語化実行委員会」が作製。文化庁の文化資源活用事業費補助金を利用した。5か国語のアニメで紹介されている賀茂神社(兵庫県たつの市で)5か国語のアニメで紹介されている賀茂神社(兵庫県たつの市で)
 神社境内と
廻船(かいせん)
問屋の家屋を利用した室津海駅館に、二次元コードの看板を設置。スマホで、アニメと字幕の説明文が視聴できる。

 室津地区の上空からの映像に続き、アニメで境内を描いて神社の建築構造などに触れた後、摂社「
貴布祢(きふね)
社・若宮社」から祭神が現れ、水の神や芸術の神であることなどの御利益を説明している。また、重文で狩野元信作の二面一対の絵馬「
神馬図額(しんめずがく)
」(東京国立博物館収蔵)の解説もある。

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