消火活動が続く火災現場(20日午後4時16分、北九州市小倉北区で)=矢野裕作撮影消火活動が続く火災現場(20日午後4時16分、北九州市小倉北区で)=矢野裕作撮影 20日午前9時5分頃、北九州市小倉北区魚町3で「(建物の)配管から煙が出ている」と119番があり、火は周辺の建物に燃え広がった。市消防局によると、飲食店など8店舗程度(約350平方メートル)を焼損したが、けが人や逃げ遅れた人の情報は入っていないという。同日午後7時5分にほぼ消し止められた。福岡県警小倉北署や市消防局が出火原因を調べている。

 火災があった建物に入る飲食店の男性従業員(28)によると、営業中だった午前8時40分頃、焦げ臭いにおいがして、店の1階天井から白い煙が出てきた。調べてみると、2階の屋根裏に煙がたまっており、消防隊員とともに原因を探した。 店の外に出ようとした同9時40分頃に「ボン」という爆発音がし、煙が激しく上がった。煙は黒色に変わって建物を覆ったという。男性は「まさかこんな(火事)になるとは思わなかった」と話した。 現場は、北九州モノレール平和通駅や商店街「魚町銀天街」に近い飲食店などが立ち並ぶ地域。20台以上の消防車両が出動し、隊員らが放水活動を続けて午後1時すぎには延焼を食い止めた。煙を上げて燃える建物(20日午前、北九州市小倉北区で)=住民提供煙を上げて燃える建物(20日午前、北九州市小倉北区で)=住民提供
 小倉北区の中心市街地では、大規模火災が続いている。約150メートル離れた
旦過(たんが)
市場一帯では2022年4月に42店舗、同8月に45店舗が焼損し、今月19日に最初の火災から2年となったばかりだった。今年1月には、今回の現場から北に約200メートルの飲食店街「鳥町食道街」などの36店舗と住宅1世帯が燃えた。
 相次ぐ大規模火災を受け、市消防局は特に木造飲食店などが密集する地域で防火対策の徹底を呼びかけている。

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