米ノースカロライナ州で日本人留学生と懇談する岸田首相(12日)=共同
【ローリー(米ノースカロライナ州)=秋山裕之】岸田文雄首相は12日、衆院解散・総選挙を巡り「政治の信頼回復と経済をはじめとする先送りできない課題に取り組む。今はそれに専念するのみだ」と話した。そのうえで「それ以外のことについては考えていない」と語った。
訪問先の米南部ノースカロライナ州の州都ローリーで記者団の質問に答えた。
28日投開票の衆院の3つの小選挙区での補欠選挙が16日に告示される。首相はこれについても「政治の信頼回復、経済、震災対策をはじめとする先送りできない課題に専念し、実行力をしっかり訴えていくのみだ」と強調した。
自民党は今回の補選がある東京15区、島根1区、長崎3区の3つの小選挙区のうち島根1区を除く2選挙区で公認候補を立てず「不戦敗」が固まった。いずれも自民党に所属していた議員の不祥事に伴う。
首相は「3つの選挙区で補選に至る理由は議員の不祥事であったり議員の死去であったり、理由や選挙事情はさまざまだ」と述べるにとどめた。

