<四国IL・徳島>ファン感謝デーに参加した(左から)山下、石井、荒木
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 すし職人の息子が、プロの大海原でトップを目指す。阪神育成ドラフト1位・山下(四国・徳島)の実家は、祖父の代から続くすし屋。ここまで支えてくれた家族への恩返しのため、1軍で活躍した後に、とあるプランをあたためている。

 「実家の穴子が一番好き。かまずに舌でなくなるくらいとろけるんです。(ファンにも)食べてもらえたら」

 大阪府大東市に店を構える実家のすし屋「鮓 石松」で右腕が舌鼓を打っていたのが穴子だ。その穴子弁当を選手グルメメニューとすべく、活躍を期す。これまで、自家製の合わせしょうゆを仕送りしてもらい、体重増加につなげてきた。心身ともにプロ入りの支えをしてくれた両親に恩返しするべく、まず支配下登録を目指す。

 「実力が全てだと思う。アピールする準備をしていきたい」

 最速152キロの直球が武器の右腕。今季8勝をマークし、73回1/3で98奪三振。奪三振率12・03と三振の取れる剛腕だ。同じく徳島から育成1位で入団した工藤は、1年目の春季キャンプからアピールし、直後の3月に支配下登録を勝ち取った。持ち味を首脳陣の前で発揮し、山下も早期の夢をかなえる。「応援してくれる方のためにも、頑張りたい」。長いプロ野球人生にするために、奮闘する。 (松本 航亮)

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