ウクライナ大統領「全員が会う必要」−新たな和平協議を米国側と調整

ウクライナ大統領「全員が会う必要」−新たな和平協議を米国側と調整

(ブルームバーグ):ウクライナのゼレンスキー大統領は18日、新たな和平交渉を早ければ今週にも開催する方向で、トランプ米大統領の特使らと話し合っていることを明らかにした。

ゼレンスキー氏はブルームバーグ・ニュースとのインタビューで、同日行うジャレッド・クシュナー、スティーブ・ウィトコフ両氏とのビデオ会議で、協議の開催地や日程について話し合うと説明。両氏はロシアのプーチン大統領とも会談する予定だという。

協議が実現すれば、クシュナー、ウィトコフ両氏が9月上旬に行った前回と同様の形式となる見通しだ。両氏は当時まずモスクワを訪れてプーチン氏と会談し、その後初めてキーウを訪問してゼレンスキー氏と協議した。

10月18日、キーウでインタビューに応じるウクライナのゼレンスキー大統領

「われわれは皆、会う必要がある。米国側もわれわれもそれを理解している」とゼレンスキー氏。「彼らはわれわれとも、プーチン氏とも会うことを望んでいる」と続けた。

前回の協議後は「良い方向に向かっているように見えた」と、ゼレンスキー氏は語った。しかしその後、トランプ氏は燃料価格の引き下げを図るため、ロシア産ディーゼルの販売を認めることでプーチン氏と合意したと発表。さらに16日には、ロシアに対する新たな関税と制裁を免除する大統領令を発令した。

これについては有力共和党議員からもトランプ氏への批判が出ている。ジョンソン下院議長は18日、FOXニュースに対し、この免除措置について協議すべきだとホワイトハウスに伝えたと指摘。「意図せぬ結果が生じる」リスクについて警鐘を鳴らした上で、「最終的には正しい判断が下されると思う」と述べた。

ゼレンスキー氏はこれに先立つ18日のNBCとのインタビューで、トランプ氏がディーゼル供給を巡る決定やプーチン氏に対する姿勢を見直すことに期待を示した。

原題:Zelenskyy Says Discussing New Talks With Witkoff, Kushner (1)(抜粋)

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