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世界中の企業などを標的にサイバー攻撃を繰り返すハッカー集団「Qilin」。「日本のセキュリティは世界最悪」、「Qilin」側が私たちの取材に応じ、日本のインターネットのもろさを指摘しました。
【写真を見る】国際ハッカー集団「Qilin」の公式声明
■英語圏中心だったサイバー攻撃 AIで日本への攻撃が“簡単”に
都内にあるサイバーセキュリティの「S&J株式会社」。
S&J株式会社 三輪信雄 代表
「企業、お客様のネットワークのセキュリティを監視している場所になります」
世界中に囮のサーバーを置き、誰がどんな攻撃を仕掛けるかを分析しています。
これまでサイバー攻撃は英語圏を中心に狙われていました。しかし、ここ数か月で日本への攻撃が劇的に増えたといいます。
S&J株式会社 三輪信雄 代表
「“日本語”に守られていたがために今まで見過ごされていたところが、AIを使ったら全く関係なくなる。(日本が)まだ攻撃されていない未開拓の地なので、サイバー攻撃が集中している」
被害は7日も相次ぎ、冷凍食品大手のニッスイは物流子会社が不正アクセスを受け、システム障害が起きたと発表しました。商品の出荷や入荷ができない状態だということです。
また、損保ジャパンは外部の委託先が不正アクセスを受け、約6万件の個人情報が漏えいした可能性があると発表しました。
■クラウド障害で企業や自治体に影響も…相次ぐサイバー攻撃
さらに、広範囲に影響が出ているのが…
記者
「不正アクセスを受けた影響で、茨城県のホームページは午後5時半を過ぎても…見れない状態が続いていて市民生活に影響が出ています」
茨城県によると、午前4時すぎから県のホームページを見ることができなくなったといいます。
茨城県が使っていたのは、ソフトバンク子会社の「IDCフロンティア」が提供するクラウドサービスで、このシステムが不正アクセスを受けたことが原因でした。
県民
「自然災害が重なって非常時に必要な情報に繋がらなくなると、被災された方にとっても非常に重要な問題になりかねない」
