前日欧州時間から本日アジア時間にかけてのドル円相場の動向と、FX個人投資家のポジション変化をまとめました。市場参加者の売買傾向を把握し、今後のFX取引の参考にご活用ください。
※本レポートは外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」のデータを基に作成しています。

作成日時:2026年8月26日 15:10

8月25日〜8月26日のドル円市況|ドル円、小幅安

8月25日、米国が外交官らを中東へ戻す準備を開始したとの報道で、イランとの紛争に改善の兆しが出始めるのではとの期待から原油価格が下落し、米長期金利も低下したため、ドル円は159.083円まで下落した。
8月26日の東京時間も、時間外取引のNY原油先物が軟調に推移したほか、今晩の米インフレ指標や明後日のウォーシュFRB議長の講演など一連のイベントを控えて、調整的な円買いが強まり、ドル円は158.875円まで下落した。

ドル円 60分足チャート 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」

ドル円 60分足チャート 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」

FX取引金額と個人投資家ポジション動向|買い優勢ながら勢いは低下

取引金額は20営業日平均を44.0%下回った。市場のボラティリティが低下する中、個人投資家も取引を手掛けにくい状態となっている。全体の建玉は買い優勢(57%)を保ちつつも、前日比では「売建玉の増加(+1.9%)/買建玉の減少(-1.5%)」となり、買いの手仕舞いと新規売りへのシフトが進んだ。

■取引金額
上段:前日比
下段:過去20営業日平均比
■売建玉
上段:前日比
下段:比率
■買建玉
上段:前日比
下段:比率

-23.1%
1.9%
-1.5%

-44.0%
43%
57%

※外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の取引量とポジションの円換算金額

市場シェア上位通貨ペア|豪ドル円が2位へ浮上

ドル円(USD/JPY)のシェアは76.5%と首位を維持するものの前日比で4.9%低下し、その分が豪ドル円(AUD/JPY)、ポンド円(GBP/JPY)、南アフリカランド円(ZAR/JPY)などへ分散した。

順位
通貨ペア
市場シェア
前日比

1位
USD/JPY
76.5%
-4.9%

2位
AUD/JPY
5.5%
1.6%

3位
MXN/JPY
4.3%
0.0%

4位
GBP/JPY
3.0%
1.5%

5位
ZAR/JPY
2.3%
1.2%

6位
EUR/JPY
2.0%
0.4%

7位
TRY/JPY
1.4%
-0.3%

8位
AUD/USD
1.3%
0.0%

9位
NZD/JPY
1.3%
0.3%

10位
EUR/USD
1.2%
0.4%

※外貨ネクストネオ取り扱い42通貨ペアのうち、上位10通貨ペア

主要通貨ペアのポジション増減|クロス円でショートが増加

ドル円(USD/JPY)は売ポジション(ショート)・買ポジション(ロング)ともに減少した。一方で、ユーロ円(EUR/JPY)のショート17.1%増/ロング9.6%減や、NZドル円(NZD/JPY)のショート10.2%増/ロング5.4%減に見られるように、クロス円全般で円高を見込んだポジション構築が進んだ。

通貨ペア
売ポジション(Short)
買ポジション(Long)

USD/JPY
-0.8%
-1.3%

EUR/JPY
17.1%
-9.6%

EUR/USD
-0.2%
2.9%

GBP/JPY
2.3%
-1.4%

AUD/JPY
5.8%
-3.4%

NZD/JPY
10.2%
-5.4%

ZAR/JPY
4.1%
-3.3%

TRY/JPY
0.8%
0.1%

CNH/JPY
6.1%
1.3%

MXN/JPY
5.5%
-1.6%

SGD/JPY
0.2%
-0.3%

 

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