ロシア派兵で功績を挙げ、ロシアから勲章を授与される北朝鮮軍兵士=労働新聞(c)news1

ロシア派兵で功績を挙げ、ロシアから勲章を授与される北朝鮮軍兵士=労働新聞(c)news1

【08月24日 KOREA WAVE】ウクライナ情報当局の高官が、ロシアに駐留する約8500人規模の北朝鮮軍部隊に無人機部隊が含まれていると主張した。

ウクライナ国防省情報総局(HUR)のバディム・スキビツキー副局長は21日(現地時間)に公開された米CNNとのインタビューで、すでにロシアに配備されている北朝鮮軍は主にクルスク地域に分散しており、1000人の工兵・地雷除去部隊と400人の無人機操縦士が含まれていると明らかにした。

スキビツキー氏は、このうち多くが派兵期間中の経験をもとに実戦経験を積んでおり、無人機を使ってウクライナ国内の目標を偵察、攻撃するとみられるとの見方を示した。

これまでに計2万5000人の北朝鮮軍兵士がロシア軍に配備されたか、交代で派遣されたと説明。9月にロシアのプーチン大統領が北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党総書記と会談する際、最大5万人の追加派兵を要請する可能性があるとも述べた。

スキビツキー氏は、北朝鮮軍がウクライナ領内で直接戦闘に参加することはないものの、ロシア軍の後方陣地を補強することで、ロシア軍がウクライナでの攻撃作戦に集中できるよう支援すると分析した。

北朝鮮はロシアにミサイル関連の支援も提供しているとみられる。スキビツキー氏によると、北朝鮮は2025年8月以前、ウクライナで使用するため少なくとも150発のKN23またはKN24弾道ミサイルを送った。ウクライナは最近、迎撃用のパトリオットミサイルが底を突き、ロシアが発射したミサイルの迎撃に苦戦しているという。

北朝鮮はさらに弾道ミサイル120発の追加提供を約束し、このうち40発がすでに引き渡されたという。40発のうち2発は先月30日、ドニプロ州ラドゥシュネを狙った攻撃に使われた疑いがあり、この攻撃で一家の子ども少なくとも4人が死亡した。

また、ミサイル発射を支援するため約90人の北朝鮮軍要員がロシア南西部ボロネジに派遣され、北朝鮮製ミサイルを積んでいた可能性がある大型貨物機10機が、ボロネジ地域のボルチモア飛行場に着陸したという。

スキビツキー氏によると、北朝鮮の最新型ミサイルは射程が800キロまで延びた一方、目標地点から15~19キロ離れた場所に落下することも多い。ただ、北朝鮮は精度や弾頭搭載能力の向上を続けているという。

さらに北朝鮮は支援の見返りとして、ロシアのS400防空システムを要求しており、すでにパンツィリ1地対空ミサイル発射機を受け取ったと明らかにした。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News

Share.