
中国の国旗(2025年12月29日撮影)。(c)ADEK BERRY/AFP
【AFP=時事】中国政府は21日、米国がイランを経済的に孤立させる取り組みへの参加を中国を含む各国政府に呼び掛けたことを受け、「制裁と圧力」では中東紛争は解決しないと述べた。
中国外務省の林剣報道官はこの日の記者会見で、米国の「制裁と圧力は問題の解決に役立たない」とし、「すべての関係国が責任ある措置を講じ、政治的、外交的手段を通じて問題を解決すること」を呼びかけた。
米国のドナルド・トランプ大統領は19日、イランに対して過去最大規模の「最も壊滅的な経済作戦」を実施すると述べていた。
またスコット・ベセント米財務長官は、「テヘラン(イラン政府)との間に残るいかなる関係も、それが意図的に構築されたものであれ、故意に無視されたものであれ、その国の経済的破滅を早めることになる」と投稿した。
トランプ氏もベセント氏も、イランに対して計画している具体的な措置をまだ明らかにしていない。ベセント氏は、24日の記者会見で詳細を発表するとしている。
米国が中国に圧力をかけるかどうかを問われたベセント氏は、米CNBCに対し「多くの協議は非公開で行うのが最善だ」としながらも、中国政府に対して「方針に従う」よう求めた。
ベセント氏の発言について問われた林氏は、「中国は、国際法上の根拠がなく、国連安全保障理事会の承認もない違法な単独制裁に反対する」と述べた。
【翻訳編集】AFPBB News
