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ニッシン・フード・ド・ブラジル(鈴木隆之社長)は18日、サンパウロ市の同社事務所で新ブランド商品発表会を開催した。今回発表されたのは、日本の味を再現した「NA OUSADIA DO JAPÃO(照り焼き、チリトマト、担々うどん風、カレーうどん風の4種)」と、韓国風ラーメン「激 Geki」シリーズの主要2新商品ライン。会場では新製品の試食も振る舞われ、参加者は高い関心を示しながらそれぞれの味わいを確認していた。
最初に登壇した鈴木社長は、NISSINが世界18カ国で60工場を展開し、海外事業の比率が2020年の約30%から25年には約45%まで拡大したと説明。中でも「アメリカ大陸は海外事業の6割以上を占め、ブラジルの存在感は非常に大きい」と強調した。
ブラジル事業は1965年に始まり、2015年にNISSINの完全子会社となった。現在はインスタントラーメンだけにとどまらず、さまざまなカテゴリーへ事業を広げている。
さらに、南米輸出の拡大と新商品開発の拠点として、パラナ州ポンタ・グロッサに新工場を建設し、27年度初頭の稼働を目指す方針を示した。
今回、ブラジル日清が発表した新ブランドは「NA OUSADIA DO JAPÃO(大胆な日本)」。寿司や刺身などに代表される繊細な日本食とは異なる、ラーメンやうどんの濃厚で力強い食文化に着目し、日本の「大胆さ」を新たな味わいとして届けるという思いが込められている。
ラーメンはチリトマトとテリヤキ、うどんはダンダンとジャパニーズカレーの4種を展開。太く食べ応えのある麺に、肉のうまみやごま、ピーナッツを加えた濃厚なダンダン、スパイス香るカレーうどんなど、個性豊かな味わいが楽しめる。「レストランで食べた味を自宅でも楽しみたい」という消費者の声に応え、カップと袋麺で手軽に日本の新たな食文化を体験できる商品に仕上げられた。
もう一つの注目商品が、韓国風ラーメン「激 Geki」。韓国料理の検索数が2021年以降急増してきた中、NISSINは「辛すぎるのでは」というブラジル人の不安に着目。現地の味覚に合わせ、辛さを3段階に設定した。
カルボナーラはレベル1の「初心者向け」、辛味チキンはレベル4、そしてレベル15は刺激の強い「極辛チキン」だ。試食会で出されたカルボナーラは「最後に少しピリッとする程度」との声も聞かれ、辛いもの好きには「レベル4以上も試したい」と好評だった。
新商品は9月末から全国への出荷を開始予定。原宏輔マーケティングディレクターは「日本や韓国のラーメン文化を、ブラジルの皆さんに手軽においしく、身近に楽しんでもらいたい」と語った。
