『ぼーんとぅ盆踊り2026夏』にて、『終わらない歌』を熱唱するフースーヤ谷口おさむ(8月15日・大阪市此花区)

2025年の『大阪・関西万博』でも根強いファンを生み出した新感覚エンタメ、「カラオケ盆踊り(万博盆踊り)」。その立役者ともいえるレイザーラモンRGによる主催イベント『ぼーんとぅ盆踊り2026夏~私たちは盆踊りをするために生まれてきた~』が8月15日に開催され、会場の「Zepp Osaka Bayside」(大阪市此花区)は熱狂的な空気に包まれた。

■「カラオケ盆踊り」の灯を絶やさぬよう…3時間にもわたるイベント

「カラオケ盆踊り」とは吉本興業のパビリオン「よしもとwaraii miraii館」にて誕生したもので、盆踊りにカラオケやダンスを融合させ、演者・観客で一体となって盛り上がるという新たなエンタメだ。

『ぼーんとぅ盆踊り2026夏』にて、盆踊りで盛り上げる神4ら(8月15日・大阪市此花区)『ぼーんとぅ盆踊り2026夏』にて、盆踊りで盛り上げる神4ら(8月15日・大阪市此花区)

なかでもその文化を牽引したレイザーラモン(HG、RG)と藤崎マーケット(田崎佑一、トキ)は、いつしか「神4」と呼ばれるようになり、万博開幕から1年が経った2026年4月13日、RGがオリジナルソング『あいわずぼーんとぅ盆踊り』をリリースするほど。

万博で生まれた“カラオケ盆踊りの灯”を絶やさないようにという思いから開催に至った今回のイベントには、もちろん神4が登場した。

『ぼーんとぅ盆踊り2026夏』にて、タマーとしてやぐら下から見守るギャロップ林(8月15日・大阪市此花区)『ぼーんとぅ盆踊り2026夏』にて、タマーとしてやぐら下から見守るギャロップ林(8月15日・大阪市此花区)

さらに「ぼーん芸人」としてアキナ、浅越ゴエ(ザ・プラン9)、ギャロップ、コウノ・オブ・ザ・イヤー(アイラブ地球)と盆踊りイベントにはお馴染みな面々、コウメ太夫、島田珠代、ダンビラムーチョ、友田オレ、ドンデコルテ、フースーヤ、ヤンシー&マリコンヌ(松浦真也&森田まりこ)と新たなメンバーに加え、「ぼーん楽団」としてアーティスト・サンプラザ中野くんを迎えて、約3時間を走り抜けた。

『ぼーんとぅ盆踊り2026夏』にて、『終わらない歌』を熱唱するフースーヤ谷口おさむ(8月15日・大阪市此花区)『ぼーんとぅ盆踊り2026夏』にて、『終わらない歌』を熱唱するフースーヤ谷口おさむ(8月15日・大阪市此花区)

■ お笑いファンや万博マニアがZeppに集結

お笑いファンのみならず万博マニアにも人気な「カラオケ盆踊り」なだけあり、会場周辺にはミャクミャクグッズを身に付けている人が多数見受けられた。

『ぼーんとぅ盆踊り2026夏』にて、合間時間をブチ上げるDJ KELLY(8月15日・大阪市此花区)『ぼーんとぅ盆踊り2026夏』にて、合間時間をブチ上げるDJ KELLY(8月15日・大阪市此花区)

普段はライブハウスである「Zepp Osaka Bayside」だが、今日だけは祭りの会場ということでフロアの中央には櫓(やぐら)が鎮座。さらに法被や浴衣着用の客も多く、夏らしい風情が漂う。会場は開演時間までDJ KELLYことギャロップ毛利がフロアを温め続けたこともあり、すでに観客の期待とテンションは凄まじいことになっていた。

『ぼーんとぅ盆踊り2026夏』にて、ステージで満面の笑みのレイザーラモンRG(8月15日・大阪市此花区)『ぼーんとぅ盆踊り2026夏』にて、ステージで満面の笑みのレイザーラモンRG(8月15日・大阪市此花区)

いよいよ開幕し、神4が登場すると会場にはワッと歓声が。続け様に“盆踊りの鬼”こと藤崎マーケット・トキが「私たちの万博は終わっていない!」と宣言すると、観客は拍手喝采。RGが「今日はトキをぶっ倒れるまで踊らせてやるよ!」とトキを挑発すると、トキも「俺はな、この日のために2カ月前からジムに通ったんだよ!」と応じる場面も。

『ぼーんとぅ盆踊り2026夏』にて、2階席でもファンサをする藤崎マーケットトキ(8月15日・大阪市此花区)『ぼーんとぅ盆踊り2026夏』にて、2階席でもファンサをする藤崎マーケットトキ(8月15日・大阪市此花区)

そのままカラオケタイムに突入すると、踊りの振りを練習がてらの『あいわずぼーんとぅ盆踊り』から始まり、HG&藤崎マーケットによる『学園天国』、RGの『LOVE YOU ONLY』と万博に通った人なら分かる選曲に会場のテンションは上昇し、序盤から「もうエンディングでいいんちゃう?」という言葉が出るほどの盛り上がりとなっていた。

『ぼーんとぅ盆踊り2026夏』にて、2階席に登場したレイザーラモンHG(8月15日・大阪市此花区)『ぼーんとぅ盆踊り2026夏』にて、2階席に登場したレイザーラモンHG(8月15日・大阪市此花区)

◼️ 大阪ならでは? 新喜劇座員の登場に大盛り上がり

今回はネタブロックも設けられ、ネタのトップバッターは若手の盛り上げ上手・フースーヤが飾り、漫才のあとは櫓に上がりカラオケを熱唱。

『ぼーんとぅ盆踊り2026夏』にて、『ええじゃないか』を披露するフースーヤ田中ショータイム(8月15日・大阪市此花区)『ぼーんとぅ盆踊り2026夏』にて、『ええじゃないか』を披露するフースーヤ田中ショータイム(8月15日・大阪市此花区)

『ぼーんとぅ盆踊り2026夏』にて、ネタを披露するダンビラムーチョ(8月15日・大阪市此花区)『ぼーんとぅ盆踊り2026夏』にて、ネタを披露するダンビラムーチョ(8月15日・大阪市此花区)

その後もネタとカラオケが交互に繰り広げられ、ドンデコルテが沖縄民謡「カチャーシー」を題材にした漫才を披露したあと、銀次が桑田佳祐の『祭りのあと』、小橋がBEGINの『島人ぬ宝』を歌うという、盆踊りにぴったりな選曲で場を盛り上げた。

『ぼーんとぅ盆踊り2026夏』にて、『祭りのあと』を歌うドンデコルテ渡辺(8月15日・大阪市此花区)『ぼーんとぅ盆踊り2026夏』にて、『祭りのあと』を歌うドンデコルテ渡辺(8月15日・大阪市此花区)

さらにスペシャルゲスト・サンプラザ中野くんによる歌唱、コウメ太夫のキレキレダンスとともに歌うRGの『ビリー・ジーン』、友田オレの美声が響く『浪花節だよ人生は』など毎分ごとに会場のテンションは上昇。 

『ぼーんとぅ盆踊り2026夏』にて、2階席で祭りを楽しむダンビラムーチョ大原、ドンデコルテ渡辺(8月15日・大阪市此花区)『ぼーんとぅ盆踊り2026夏』にて、2階席で祭りを楽しむダンビラムーチョ大原、ドンデコルテ渡辺(8月15日・大阪市此花区)

そして最も“大阪らしさ”を感じたのが、終盤に登場した島田珠代とヤンシー&マリコンヌ(松浦真也&森田まりこ)による吉本新喜劇勢によるパフォーマンス・歌唱だ。

『ぼーんとぅ盆踊り2026夏』にて、ネタを披露するヤンシー&マリコンヌ(8月15日・大阪市此花区)『ぼーんとぅ盆踊り2026夏』にて、ネタを披露するヤンシー&マリコンヌ(8月15日・大阪市此花区)

特に珠代の登場は、この日一番なのではというほどの拍手と歓声が上がり、“櫓の上のパンティーテックス”では観客のテンションが最高潮になり、芸人たちも腹を抱えて笑っていた。

『ぼーんとぅ盆踊り2026夏』にて、大人気の島田珠代(8月15日・大阪市此花区)『ぼーんとぅ盆踊り2026夏』にて、大人気だった島田珠代(8月15日・大阪市此花区)

3時間があっという間に思えるほど濃厚な時間が過ぎ、ついにエンディングに。名残惜しげな雰囲気が漂うなか、RGが「来年もやっていいですかー!」と次回開催を示唆すると、会場には歓喜に満ちた拍手が起こった。

森田まりことRGによる“お尻ぷるるん”に沸きまくる観客(8月15日・大阪市此花区)『ぼーんとぅ盆踊り2026夏』にて、森田まりことRGによる“お尻ぷるるん”に沸きまくる観客(8月15日・大阪市此花区)

すでにクライマックス感すら漂う盛り上がりとなった同イベントだが、東京でも8月28日に開催される予定。まだまだ万博熱冷めやらぬ大阪会場では凄まじい沸き方となったが、はたして東京会場ではどういった光景を見せてくれるのか…。気になる人は、ぜひとも会場の「豊洲PIT」に向かってほしい。チケットは、FANYチケットやぴあにて販売中。

取材・文/つちだ四郎 写真/Lmaga.jp編集部

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