
お笠の明かり 川彩る 田辺祭、旧会津橋でひきそろえ、和歌山
世界遺産・闘雞神社(和歌山県田辺市東陽)の例大祭「田辺祭」の宵宮が24日に営まれた。祭りを担う各地区の笠鉾(かさほこ)や衣笠(きぬがさ)が市街地を巡行し、夜は旧会津橋で「ひきそろえ」があった。橋に並んだ笠鉾の幻想的な明かりが見物客を魅了した。
笠鉾と衣笠の一行は地区を練り歩き、夕方に神社鳥居前の参道にひきそろい、「住矢の走り」や「鳥居前の勤め」などを営んだ。
その後、神社を出発し、太鼓や笛などでおはやしを奏でながら次々と旧会津橋に到着。ちょうちんや電飾の明かりが橋の上にずらりと並び、多くの見物人が眺めた。
バイクで和歌山を旅行中、地元の人に教えてもらって見物に訪れたという高松市在住の公務員、松下廣臣さん(29)は「熱気があって、きらびやかさもある。見ている人も祭りの一員のような一体感があり、自分も祭りの中に溶け込めている気がして楽しかった。より一層、和歌山と田辺市が好きになった」と話した。
