徳島市のアートギャラリーでこのほど、新たなスタイルのコンテストが始まりました。
審査員はなんと、ギャラリーのお客さん。
取り組みの模様を、佐々木さんが取材しました。



(記者)
「サムホールというのは絵のサイズのことです、大体はがき2枚分ほどのサイズ、これをサムホールというんですね」
「小さな窓から大きな世界へ」

(記者)
「おじゃまします。19日の初日に向けて設営作業が始まっています、床には飾られる前の作品がたくさん並んでいますね」
「高校生から90代まで、大阪府や三重県など県内外から192点の作品が集まりました」


(スタッフ)
「これ以上入らんのよ、だから最後まで打っといたらもつわ」
県内で、ほかのギャラリーを営む同業者のみなさんや、会場の2階にある喫茶店の常連客が、設営を手伝ってくれました。
作品が見やすい高さになるよう位置を整えたり、絵と絵の色のバランスを考えたりして設置していきます。

(記者)
「普段、県展や放美展にはハードルが高くてなかなか出せないと思いながらも、どこかに自分の世界を表現したい、そんな方たちの作品が多く集まりました」
「今回のグレイスサムホール展の審査員は、なんと来場者です。作品展を見に訪れた方が、投票して審査が行われます」

❝水彩画・日本画版画・立体など様々なジャンルの作品が集まった❞

「白い毛皮を着た女」(油絵)湯浅正明

「セロ弾きのゴーシュ」(水彩・アクリル)八木和彦

「赤とんぼ」(版画)M.Kazimoto

「古池や・・・」(彫刻)矢竹敏昭


増田英俊さん81歳、60歳で定年退職し、絵画教室で絵を習い始めました。
出展作品は岩絵の具で描いた自画像で、2日で仕上げたそうです。


(増田英俊さん)
「ただ(作品を)描いて捨てるよりは、出すところがあったらと思って」
(カメラマン)
「見てくれる人がいたら嬉しい?」
(増田英俊さん)
「そりゃ嬉しい、見てくれたら」
「出している(人は)素人っぽい人が多いから、安心して出せる」
「プロの絵かきだったら恥ずかしくて出せない、みんな上手すぎるから」
