ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.07.21 11:06
ウクライナ南部オデッサの港から穀物を積んで出発したトルコ所有の運搬船が19日(現地時間)、ロシアのミサイル攻撃を受け、少なくとも乗組員6人が死亡した。
AFP・DPAなどの海外メディアによると、ウクライナ海軍は同日、ソーシャルメディアを通じた声明で、ギニアビサウ船籍のトルコ貨物船「ゴールデンレオ」がウクライナ南部オデッサ付近の黒海でロシアの巡航ミサイル3発の直撃を受け、火災が発生したと伝えた。
海軍は「被弾当時、ゴールデンレオは穀物を積んで戦闘地域から離れるところだった」とし「ミサイルは上部構造物の右舷付近に命中し、船内で火災が発生した」と説明した。
ウクライナのカラシュニク交通相は同日、テレグラムで「乗組員8人が救助され、2人が負傷した」とし「現在まで6人の死亡が確認され、4人が行方不明」と明らかにした。
ウクライナ海軍は「今回の事件は、外国の国旗を掲げた非武装の民間船舶を標的にしたロシアによるもう一つの意図的な攻撃であり、この船舶はいかなる軍事的脅威にもなっていなかった」とし「この攻撃は平穏な海上交通に対するテロ行為であり、国際人道法を露骨に踏みにじる行為」と非難した。
ウクライナのコレツキー首相は同日の声明で「船舶にはシリア・インド国籍の乗組員17人と、船舶を誘導していたウクライナ国籍の1人が乗船していた」とし「ウクライナ海軍が乗組員8人を救助し、うち2人は負傷のためオデッサ市内の病院で治療を受けている」と伝えた。続いて「ロシアが民間商船を標的にした攻撃で明白な戦争犯罪を犯し、黒海の安全保障を揺るがしている」とし「今回の行為は航行の自由と国連海洋法条約(UNCLOS)の基本原則を正面から侵害するものだ」と糾弾した。
ウクライナのシビハ外相は同日、ロシアのプーチン大統領に向け「民間船舶や国際的な乗組員、そして世界中の食料安全保障を担う航路を、また新たな標的にしている」とし「プーチンのロシアは誰を殺そうと関係ないようだ」と非難した。
一方、ウクライナ側もロシアに奪われたクリミア半島のインフラ施設や、隣接するアゾフ海・黒海海上のロシア艦艇・船舶に対するドローン攻勢を強めている。打撃対象は軍事施設だけでなく、発電所や燃料施設、道路、鉄道など手段や場所を問わない。アゾフ海は世界最大の小麦輸出国であるロシアの小麦輸出の主要航路となっている。
