ポリペプチドは、医薬品の有効成分などに使われる「ペプチド」を製造している

ポリペプチドは、医薬品の有効成分などに使われる「ペプチド」を製造している

Keystone-SDA

韓国の医薬品大手サムスンバイオロジクスは20日、スイスの医薬品受託製造会社ポリペプチドを、全額現金による公開買い付け(TOB)で買収する方針を明らかにした。

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2026/07/21 19:33

買収総額は14億6000万フラン(約2932億円)。1株当たりの買収提示額は44.31フラン。

ポリペプチドの取締役会は買収提案を支持しているほか、発行済み株式の約56%を保有する筆頭株主のドラウプニル・ホールディングも保有株についてTOPに応じる意向。提示価格は、4月に買収計画が明らかになる前の取引価格を約40%上回る水準。

ポリペプチドは、医薬品の有効成分などに使われる「ペプチド」を製造している。短いたんぱく質の構成要素で、代謝疾患やホルモン疾患などの治療薬に利用されている。

同社は1996年設立。1952年に始まったスウェーデンのペプチド製造事業を源流とする。欧州、米国、インドなど6拠点で生産し、従業員数は約1500人。2021年4月にスイス証券取引所へ上場した。

買収提案に先立ち、ポリペプチドは好調な2026年上半期決算を発表した。売上高は前年同期比約42%増の2億3660万ユーロとなり、前年同期の赤字から黒字に転換した。同社は2026年について、以前の予測よりも力強い売上高成長と高い営業利益率を見込んでいる。

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英語からの翻訳・校正:大野瑠衣子

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