地域共生こそが事業価値、ゲストの五感を開き、沖縄の自然や文化にとけ込む至福の滞在を提供

 内覧会に先だって、ロビーにて発表会が開催された。はじめに、グランビスタ ホテル&リゾート 代表取締役社長の荒井幸雄氏が登壇し、グランビスタホテル&リゾートの成り立ちについて解説しつつ、「創業当時の企業理念は、観光事業を通して地域に貢献することでした。その後、規模を拡大しましたが、一貫して行なってきたのは事業を通じて自然と人の共存。地域とともに歩むということです。

 これまで国内で札幌グランドホテルをはじめとする複数の地域の施設運営を通じ、そこに住む人たちと信頼関係を築いてきた経験から、それでも地域にはまだまだ知られていない魅力や価値がたくさんあることを私たちは知っています。そして、その価値を世の中に発信していきたいと考えています。地域共生こそが私たちの事業の価値となります。

 今回、その土地ならではの体験を、ゲストに届けるための新しい仕組みとしてランドリレーションを打ち出しました。ランドリレーションは、ホテルキャスト、地域事業者からなるランドリレーションサポーターにより、地域の魅力、沖縄の暮らしに存在する五感を伝えていきます。地域を思う情熱こそは私たちの描く未来の原動力となります」と理念や取り組みについて語った。

株式会社グランビスタ ホテル&リゾート 代表取締役社長 荒井幸雄氏

 さらに「今回開業するブリスティア・スイート&リゾート沖縄恩納村は、グランビスタの歴史に新たなページを刻む沖縄初の拠点になります。8月には、日本三景のひとつ宮城県松島に、スローラグジュアリーホテル『YOKI MATSUSHIMA』を開業します。

 私たちは、単にホテルとして進出するだけではなく、この恩納村の豊かな自然、そして何より温かい人の輪に関わる、本当の意味での地域の一員になりたいと願っています。ここに住まう皆さまと手を取り合い、沖縄の伝統や文化を未来へとつなぎながら持続可能な観光の新しい形を、この地から世界へ発信してまいります」とあいさつした。

ブリスティア・スイート&リゾート 沖縄恩納村 支配人 市川昌二氏

 続いて、ブリスティア・スイート&リゾート 沖縄恩納村 支配人の市川昌二氏が登壇し、「今回開業いたしますホテルのコンセプト、それは“沖縄に、とけていく”です。海と森の間の高台に佇む静かな空間のなかで、外と内の境界がとけていく時間を過ごしていただく、それによってゲストの五感を開き、沖縄の自然や文化に心の底からとけ込むような至福の滞在を提供していきます。

 この施設の建築コンセプトは、高台のグスクにたたずむリゾートです。沖縄の森と海にいだかれたこの地に建てられた当ホテルには、本物のグスクがそうであるように、琉球石灰岩で曲線的に築いた外壁をはじめ、館内の随所に勝連城などからインスピレーションを経たこだわりが散りばめられています。

 朝は小鳥のさえずりなど自然の音に包まれ、大地と美ら海の恵みをダイレクトに味わい、そしてオリジナルアロマや潮の香りの記憶に刻まれる。これらで心地よく刺激されることで、心が緩やかにとけ、この土地と一体になっていく、この五感を解放するアプローチこそが、私たちの目指すおもてなしの根幹になります」などと、コンセプトを含めて、施設の詳しい解説があった。

Share.