ウクライナのドローン(無人機)攻撃によりロシアの石油精製量が21年ぶりの低水準に落ち込んだと、商品データ・分析会社ケプラーが14日に明らかにした。
・ロシアの製油所の原油処理量はこれまでに、過去20年超で最低の日量380万バレル前後に減少している。
・7月前半の製油所稼働停止と攻撃を受けた処理能力は日量約430万バレルで、ロシアの精製能力の約58%に相当。事実上停止している処理能力は推定150万─200万バレル分。
・2025年8月以降、少なくとも25カ所の国内製油所がドローン攻撃を受け、累積的な影響で製油所の稼働停止が急増したという。
・ケプラーは、ドローン攻撃の継続と修復作業の長期化で製油所の稼働が制約され、ロシアの製油所稼働は第3・四半期を通じておおむね低迷し、回復は限定的にとどまると予想している。
・保守作業が減少する8月には稼働が日量約430万バレルに小幅回復すると予想。ただ、ドローン攻撃が続いていることから、リスクは下振れ方向に強く傾いているとした。
[ロイター]
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