北陸鉄道は,石川線(白山ジオパークライン)に2027(令和9)年度から導入する予定の新造車両について,デザインと車両形式名を決定したと発表した.

形式名は,石川県が加賀百万石の伝統を持つことや人口が約100万人であることに由来し,100万(Million)を意味する「1M(ひゃくまん)系」とした.車両製造は,総合車両製作所が担当する.
デザインの選定はインターネット・一般・有人駅での投票によって行なわれ,総投票数3598票のうち1458票を獲得した「デザイン2(空に始まり、海へ続く)」が採用された.

同デザインは,白山連峰や日本海,手取川の自然と伝統工芸の加賀水引をモチーフとした横ストライプを特徴とする.ほかのデザイン案の得票数は「加賀百万石の地」が1063票,「街を駆ける伝統の力」が957票であった(各デザイン案は鉄道ニュース3月30日掲載記事参照).

▲加賀五彩+北鉄オレンジのカラーバリエーション
1M系は,石川のひと,まち,自然,文化を結ぶことをテーマとし,車体素材にはステンレスを採用する.バリアフリー対応として出入口付近に優先席とフリースペースを配置し,車いす利用者の利用しやすさに配慮したレイアウトとしている.
視認性を高めたデジタル案内表示器を設置し,所在地や次駅案内を表示するほか,制御方式の変更により電力消費の削減を図る.
外観の前面形状は白山比咩神社や白山手取川ジオパークの形状を表現し,色彩には加賀五彩や北鉄オレンジのカラーバリエーションが用いられている.

▲内装デザイン
内装は白山比咩神社の境内をイメージしたもので,床材には木目調を採用し,座席のモケットには日本海や手取川をイメージした青色系などの色彩を取り入れる.
画像はすべて北陸鉄道ニュースリリースから
