FIFAワールドカップ2026、日本代表のユニフォームが世界的な人気を得ていた。現地で取材した記者が外国人ファンに、日本の印象とともに聞いてみた。〈全2回〉

ドーハの悲劇復刻版、「かっこいいよね」話題の白ユニ

 日本の“完全ホーム”と化し、4−0の大勝を飾ったチュニジア戦の会場メキシコ・モンテレイ。そこで外国人ファンに話を聞くと、その多くが、漫画やアニメから日本文化に興味を持ち、伝統や歴史も含めて日本が好きになったという人たちだった。

 聖闘士星矢のソックスをはいた男性も、ご多分に漏れず、アニメから日本のことに興味を持った。その後、彼の妻が日本を訪れたことをきっかけに、夫婦ともども日本びいきになったという。

 彼は2014年ブラジル大会のときにも日本のユニフォームを手に入れ、「フラッシュカラーが入っていて、カッコよかった」と気に入っていたのだが、「コロナ禍の最中、知り合いにあげてしまった」のだという。

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 今回、日本戦を見に行くと決まり、手放したことを後悔したが、「アディダスのサイトでこれを見つけて、『絶対に買わなきゃ!』って思ったよ」。彼が身につけていたのは、ドーハの悲劇当時の復刻版である。

 また、メキシコで多く見かけたのは、日本代表のアウェーユニフォーム。「このユニフォームは美しい」と、そのデザインを気に入っている人は多かった。

 アウェーユニで揃えた男女4人組は、「これ、本当にカッコいいよね」と大絶賛。日本でも大人気で完売状態なのだと伝えると、「それはメキシコでも同じ。手に入れるのが大変だった」というから驚いた。

 今回のアウェーユニが人気なのは、日本ばかりではなかったのである。

 同じくアウェーユニで揃えた男女ふたり組によれば、「(通販サイトで)これがラストの1枚だった」。結果、ふたりで同じものを手に入れることができず、「彼のはオーセンティック(選手仕様)で、私のはレプリカ」になったのだそうだ。

ホンダ、よく知ってるよ…クボ、出られるの?

 とはいえ、メキシコの人たちが、ただアニメや漫画好きだからとか、ユニフォームがカッコいいからという理由で、日本を応援してくれていたわけではない。

 日本サッカーをよく知る男性のひとりは、こう話す。

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