静岡県の鈴木康友知事は7月7日の県議会で、リニア中央新幹線の静岡工区について、着工容認を正式に表明しました。リニア中央新幹線が、いよいよ動き出します。
【写真を見る】リニア「名古屋~大阪」 ルート未定の三重県は? 開業を見据え市街地の再開発も計画 鉄道・バスなどの集約拠点を整備
リニアの「名古屋~大阪」ルートで、初めて東京直通の新幹線駅ができる見通しの三重県。 現状について聞くと…
(三重県リニア推進課 林源次郎課長)
「リニア期成同盟会で亀山市内の3つの駅候補地を決議して、JR東海に示したところです」
4年前、三重県駅の候補地に決まったのは、亀山市周辺の3つのエリア。亀山駅北東のJR井田川駅付近、 南側のJR下庄駅付近、 北西側の亀山インターチェンジ付近です。
候補地をJR東海で調査 駅の決定時期は未定
(林課長)
Q.いつ駅の場所は決まる?
「JR東海の方で調査中で、時期は未定。名古屋までの開業時期が示されれば、『名古屋~大阪』ルートの駅の位置についても、検討が進められるのでは」
県内では、ボーリング調査など環境アセスメントが進められ、2024年には総理大臣も視察に訪れましたが、静岡工区の遅れもあり、候補地の絞り込みには至っていません。
開業を見据え市街地の再開発も計画
しかし、リニア開業を見据えた開発は、各地で一足先に進んでいます。
(橋本麻理記者)
「リニア開業に向け、四日市駅前一帯では大規模な工事が進められています」
三重県最大の都市・四日市市の近鉄四日市駅前では、鉄道やバス、タクシーなどを集約する公共交通のターミナル「バスタ」が2027年完成予定。それを核に、市街地の再開発も計画されています。
(三重・四日市市 森智広市長 2020年)
「中央通りを含めて、中心市街地を劇的に変えていきたい」
津市でもバスタの整備を計画
また、県庁所在地の津市でもバスタの整備プロジェクトが。
(三重・津市 前葉泰幸市長 7月6日)
「リニアの駅ができれば、大きくその土地の姿が変わるチャンス」
作られて50年以上経つ現在の津駅は、県の玄関口としては賑わいも今ひとつ。それを高層ビルと合体させた、交通の一大拠点に作り変える構想もあります。
三重県知事「リニア開業に期待」
半世紀変わらなかった駅の景色が一変する可能性もありますが、すべてはリニア開業にかかっています。
(三重県 一見勝之知事 7月7日正午過ぎ)
「リニアの開業が、三重県・奈良県・大阪府を大きく押してくれる、力強く押してくれることを期待しています」
