こんにちは、神戸市北区選出の兵庫県議会議員、大塚公彦です。いつも温かいご支援をいただき、ありがとうございます。
令和8年7月1日、淡路夢舞台国際会議場で、公明党兵庫県議団が毎年恒例の「令和8年度 淡路地域 政策要望懇談会」を開催。洲本市、南あわじ市、淡路市の3市から、市長や市議会議員の皆様をお迎えしての会です。
「北区選出の県議が、なぜ淡路の要望会に」と思われるかもしれません。私たち公明党は、議員が選出されていない地域であっても、毎年、会派として13人全員で現場に足を運び、お一人おひとりの声を直接うかがうことを大切にしています。今年も淡路島の3市(淡路市、洲本市、南あわじ市)の市長様と懇談し、皆様の切実な思いと、地域の未来を切り拓くための前向きなご提案を、しっかりと受け止めてまいりました。その内容をご報告します。

● 「20年先」の課題に向き合う、淡路3市の願い
少子高齢化が日本全体の「20年先」を進むといわれる淡路地域。懇談会では、3市から暮らしに直結する要望が寄せられました。
各市長様からは、「トリアージナース」の導入で夜間の不要不急の受診を抑えた成果を踏まえ、県立淡路医療センターとの合理的な連携・運営への支援を求められました。あわせて、激甚化する大雨に備えた河川の堆積土砂の撤去や支障木の伐採といった維持管理も要望されました。
また、高校生世代までの「こども医療費助成」への県補助の拡充、ICTを活用したスマート獣害対策、野生イノシシをジビエとして活用する際の豚熱対策のPCR検査費用への支援などを訴えられました。
さらに、2030年度の国民健康保険料の一律化に伴う負担増を見据え、住民のための激変緩和措置を県主導で確実に整えること、そして子育て世代への広域的な負担軽減策を強く求められました。
住民の暮らしを最前線で守ろうとする首長・議員の皆様の熱意に、深く胸を打たれました。淡路の声は、兵庫県政、そして国政全体で支えていくべき、重要なものばかりです。

● 「高校の魅力化」に寄せる、私自身の共感
今回、私が特に心を動かされ、深く意見交換をさせていただいたのが「地方における県立高校の維持と魅力化」です。
私の地元・神戸市北区でも、少子化に伴う公立高校の発展的統合が行われました。学校が地域から姿を消す、規模が小さくなるということは、単に教育の場が失われるだけでなく、地域のシンボルであり活力そのものが失われていくような、寂しさを伴うものです。だからこそ、「高校を守り、魅力を高めて若い世代を呼び込みたい」という淡路の皆様の思いに、痛いほど共感しました。
淡路瓦やタイルといった地場産業と結びついた陶芸を学べるコースの構想や、ITなどに特化した専門学科の整備の必要性なども話題に上りました。
私は意見交換の場で、地元での経験を紹介しました。北区の高校では、有馬温泉の地域課題や放置竹林の問題に、高校生が地域とともに取り組んでいます。その特色あるカリキュラムに魅力を感じ、今年度は他の地域からも多くの生徒が学びに来るという変化が生まれています。市町の熱意ある努力に県が光を当て、ともに汗をかく支援体制(マッチング制度)や、新しい学科新設の明確な道筋づくりを、文教常任委員の一員として県教育委員会に強く働きかけてまいります。高校は、地域の未来そのものです。子どもたちが「ここで学びたい」と思える魅力を引き出すため、全力で後押しします。

● どこまでも「現場第一」で
懇談会では、「空飛ぶクルマ」の淡路3拠点(夢舞台・洲本・五色)での運行への期待や、災害時にも機能する海上交通などの多重的なインフラ整備についても、活発な議論が交わされました。淡路島が持つ観光の可能性の大きさを、あらためて実感しました。
いただいた貴重な声を、机上のメモで終わらせることはいたしません。今年9月の「重要政策提言」として取りまとめ、11月には来年度の兵庫県予算要望として、知事へ直接提出します。さらに本会議や常任委員会などの場を通じて、一つひとつの課題解決に取り組んでまいります。国会議員とも連携し、地方の声を国へとつなぎ、形にする。その実行力を、これからも大切にしていきます。
淡路の元気は、兵庫の元気につながります。どこまでも住民の皆様に寄り添い、笑顔があふれる淡路島、そして兵庫県を築くため、これからも現場へと足を運んでまいります。皆様のご意見・ご要望を、ぜひ私に直接お寄せください。
兵庫県議会議員 神戸市北区 大塚公彦
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