2年連続で、自動車の盗難件数が全国ワーストの愛知県。愛知県警は7月から、全国初となる取り組みを始めました。
【写真を見る】自動車盗難の発生件数 2年連続全国ワーストの愛知県 盗難防ぐ“防犯三種の神器”を無料貸し出し 全国初
(会社経営 40代)
「なんかパチパチって音がするなと。まさか自分が被害に遭うとは思っていなかった」
こう語るのは、愛知県内に住む40代の会社経営の男性。2年前に購入したのは、トヨタの人気車「ランドクルーザー」。価格は900万円ほどだったといいますが、2025年5月。
(会社経営 40代)
「警報器が鳴ったので、いったん外を見ました。防犯カメラを見たところ逃げる犯人が見えたので、そこで盗難未遂の被害に遭ったことに気が付いた」
■愛知県は「自動車盗難の発生件数」2年連続全国ワースト
男性によると、防犯カメラの死角から車を物色する人物が。警報器が鳴ったためその人物は逃げ、幸い車は盗まれませんでしたが、愛車には深いキズが残されていました。
(愛知県警 生活安全総務課 山田幸司課長補佐)
「自動車盗の発生状況が全国ワースト。まさに危機的状況」
愛知県では、2025年1年間の自動車盗難の発生件数が1051件で、2年連続全国ワースト。さらに、ことし5月末時点でも248件とワーストが続いています。
■チェックシートで防犯診断 警報装置は?GPSは?
そこで、愛知県警がはじめた取り組みが…「車の防犯診断」です。
(警察官)
「防犯診断をチェックシートに基づいてやっていきます」
まず、愛知県内の希望があった住宅に警察官が訪問。車種や駐車場のつくりなどの11項目で診断します。
(会社経営 40代)
Q.警報装置は後付けで付けている?
「付けていないですね」
Q.GPSも付けていない?
「付けていないですね」
(警察官)
「チェックシートだと20ポイント」
■“防犯三種の神器” 最大3か月間無料で貸し出し
チェック項目から盗難リスクを判定します。ランドクルーザーは盗難の多い車種だったことなどから、リスクについて4段階中最も高い診断が。
さらに、全国の警察で初めて7月から始まったのが…
(警察官)「防犯機器貸し出し事業がありまして、いかがですか」
(会社経営 40代)「ぜひともお願いします」
希望者には、「防犯三種の神器」と名づけられた防犯グッズを無償で貸し出します。
三種の神器とは、スマホで車の様子を確認できる防犯カメラに、車の振動などに反応する警報器。万が一盗まれた際に追跡できるGPS装置の3点です。
いずれも防犯効果が高く、これを最大3か月間無料で貸し出し効果を体感してもらうことで、本格的な導入や設置を促す狙いです。
(会社経営40代)
「『三種の神器』の知識を得ることができた。実際に付けてみたらいいんじゃないかと思った」
愛知県警は、この「防犯三種の神器」を50セット用意。希望する場合は、近くの警察署に問い合わせた上で、まずは防犯診断を受けて欲しいということです。
CBCテレビ
