【《鹿児島ユナイテッドFC》選手インタビュー「人として成長させてもらった3年半だった」千布一輝、鹿児島で見つけた“財産”】
2023年に鹿児島ユナイテッドFCへ加入し、3年半。
ボランチとして加入しながらもセンターバックとしてもプレーし、Jリーグ通算100試合出場も達成した千布一輝選手。クラブを離れることが決まった今、鹿児島で過ごした時間を振り返ってもらった。
「自分が思い描いてきた3年半ではなかった」そう率直に語る。
「悔しい時間の方が長かったですし、鹿児島に何か残せたかと言われたら、自分の中では何も残せなかったという気持ちの方が強いです」
しかし、この3年半で得たものが大きかったという。
「いろんな先輩やチームメイトに出会いました。その先輩たちの背中は本当に大きかったです」
千布が名前を挙げたのは、これまで鹿児島で出会った30代のベテラン選手たちだった。
試合に出られない時期も腐らず努力を続ける姿。チームのために戦う姿勢。文句を言わず、自分にできることを全力でやり続ける姿。
その背中を見続けた3年半だった。
「今は自分も30代になって、このチームでは上から数えた方が早い立場になりました。あの人たちがやってくれたことを、自分もやろうと思って過ごしてきました」
千布選手は何度も「出会い」という言葉を口にした。
「本当に財産になりましたね」
その一言に、鹿児島での日々の重みが凝縮されていた。

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