もはやない国のかつてない光 東ドイツの女性写真家たち | 神奈川県立近代美術館
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重要
台風による悪天候が予想されるため、6月27日(土曜)は葉山館、鎌倉別館ともに臨時休館いたします。
なお、葉山館のレストラン、駐車場、ミュージアムショップ、鎌倉別館カフェも臨時休業いたします。
お客様にはご迷惑をおかけしますが、何とぞご了承くださいますようお願い申し上げます。
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もはやない国のかつてない光
東ドイツの女性写真家たち
企画概要
第二次世界大戦後、東西の国家に分断されたドイツ。1990年の再統一によって消滅したドイツ民主共和国(東ドイツ)で女性が写真家としてキャリアを形成し、自身の芸術表現としても優れた作品を手がけたことは、ドイツ写真史において近年まで見過ごされてきました。ベルリンの現代美術コレクターであるスヴェン・ヘアマン氏のヴィンテージ・プリント・コレクションを中心に、当時、あるいは現在も重要な作家として活動する15人の女性写真家を紹介する本展は、かつて存在した国で社会と日常の光景に注がれた繊細な視線と確かな技術に注目し、それらの作品が果たした役割を考えるものです。
出品作家
ティーナ・バーラ Tina Bara(1962–)/ クリスティーネ・ベッカー Christine Becker(1956–)/ ジビレ・ベルゲマン Sibylle Bergemann(1941–2010)/ クリスティアーネ・アイスラー Christiane Eisler(1958–)/ マーギット・エムリッヒ Margit Emmrich(1949–)/ エーファ・マーン Eva Mahn(1947–)/ ウーテ・マーラー Ute Mahler(1949–)/ エリザベート・マインケ Elisabeth Meinke(1937–2006)/ ヘルガ・パリス Helga Paris(1938–2024)/ エフェリン・リヒター Evelyn Richter(1930–2021)/ グンドゥラ・シュルツェ・エルドヴィ Gundula Schulze Eldowy(1954–)/ マリア・ゼフツ Maria Sewcz(1960–)/ ガブリエレ・シュテッツァー Gabriele Stötzer(1953–)/ ブリギッテ・フォイクト Brigitte Voigt(1934–2025)/ レナーテ・ツォイン Renate Zeun(1946–)
展覧会のみどころ
1.旧東ドイツ時代の写真から、再統一後の近作、最新映像作品も紹介
日本でのドイツ現代写真の紹介は、これまでデュッセルドルフ美術アカデミーで写真を教えたベルント・ベッヒャーと、ベッヒャー教室出身のアンドレアス・グルスキー、トーマス・ルフ、トーマス・シュトルートなど旧西ドイツの写真家が主流でした。本展では、ライプツィヒの美術大学で修業した写真家たちを中心に、現在も主要な作家として活躍する写真家を取り上げ、近作映像や東ドイツ時代の刊行物などの参考作品・資料も含めて、多様な実践を紹介します。
2.日本で初めて紹介される個人コレクション
国際的なアーティストが倉庫やスタジオを構える旧東ベルリン、シュプレー河畔の元工場を拠点とするラインベックハレン財団は、現代美術コレクターのスヴェン・ヘアマン氏所蔵による旧東ドイツの女性写真家のヴィンテージ・プリントを管理し、展示活動を行っています。これらを初めて日本で公開する貴重な機会です。
開催概要
会場
神奈川県立近代美術館 葉山 展示室1、2、3a、4
会期
2026年6月13日(土曜)–8月30日(日曜)
休館日
月曜日(7月20日を除く)
開催時間
午前9時30分–午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般1,200(1,100)円
20歳未満・学生1,050(950)円
65歳以上600円
高校生100円
*( )内は20名以上の団体料金です。
*中学生以下の方と障害者手帳等、ミライロIDをご提示の方(および介助者原則1名)は無料です。
*企画展「もはやない国のかつてない光 東ドイツの女性写真家たち」の観覧券で同日に限りコレクション展「「鎌倉近代美術館」と昭和の美術」をご覧いただけます。
*ファミリー・コミュニケーションの日(毎月第1日曜日:7月5日、8月2日)は、18歳未満のお子様連れのご家族は割引料金(65歳以上の方を除く)でご覧いただけます。なお、毎月第1日曜日は会話を楽しむ日「オープン・コミュニケーション・デー」となりますので、小さなお子様連れの方も遠慮なくご来館ください。
*その他の割引につきましてはお問い合わせください。
*最新情報と来館に際してのお願いは美術館ウェブサイト等をご確認ください。
主催
神奈川県立近代美術館
協力
Stiftung Reinbeckhallen
Loock Galerie, Berlin
ゲーテ・インスティトゥート東京 
助成
ドイツ対外文化交流研究所 
県立美術館・博物館の割引
下記美術館・博物館の有料観覧券の半券提示で、観覧料が割引になります(入館日から6か月以内、半券1枚につき1回限り有効)。
同じ施設へも適用可能です。一部の展示を除き、65歳以上の方と高校生の割引適用はありません。詳細は各施設にお問い合わせください。
近代美術館 葉山 電話:046-875-2800
近代美術館 鎌倉別館 電話:0467-22-5000
金沢文庫 電話:045-701-9069
歴史博物館 電話:045-201-0926 (2026年9月まで休館)
生命の星・地球博物館 電話:0465-21-1515
近隣館との相互割引
1)下記の施設の当日観覧券(招待券を除く)・年間入館券(有効期限内)をお持ちの方は、葉山館の企画展観覧料に割引が適用されます(1枚につき1回限り有効。65歳以上券を除く)。また、葉山館の企画展の有料観覧券(65歳以上券、高校生券を除く)の半券提示で、会期中の同日に限り下記の施設に割引料金でご入館いただけます。
2)下記の施設の観覧券半券(観覧日から6か月以内)・年間パスポート(有効期限内)をお持ちの方は、当館の観覧料に割引が適用されます(1枚につき1回限り有効。65歳以上券を除く)。また、当館の有料観覧券の半券(観覧日から6か月以内)を下記で提示いただくと観覧料に割引料金が適用されます。
美術館連携企画
下記の展覧会の観覧券半券(観覧日:2026年7月4日から8月26日)をお持ちの方は、葉山館の企画展観覧料に割引が適用されます(1枚につき1回限り有効。65歳以上券、高校生券を除く)。また、本展の有料観覧券(観覧日:2026年6月13日から8月30日)の半券提示で、下記の展覧会の観覧料に割引料金が適用されます。詳細情報を見る
作品紹介

クリスティアーネ・アイスラー
《ハイケ》
1982年
Ⓒ Christiane Eisler. Courtesy Loock Galerie, Berlin

マーギット・エムリッヒ
《無題、プラハ》
1969年
Ⓒ Margit Emmrich. Courtesy Loock Galerie, Berlin

ジビレ・ベルゲマン《アネッテとアンゲラ、ルストガルテン、ベルリン》
1982年
Ⓒ Estate Sibylle Bergemann. Courtesy Loock Galerie, Berlin

ジビレ・ベルゲマン
《記念碑、ベルリン、1986年2月》1986年
Ⓒ Estate Sibylle Bergemann. Courtesy Loock Galerie, Berlin

ブリギッテ・フォイクト
《兄妹》1964年
Ⓒ Estate Brigitte Voigt. Courtesy Loock Galerie, Berlin

エーファ・マーン
《影絵 II》1983年
Ⓒ Eva Mahn. Courtesy Loock Galerie, Berlin

ウーテ・マーラー《モード写真:水中のユーリア、レーニッツ、1979年》
1979/2025年
Ⓒ Ute Mahler. Courtesy Loock Galerie, Berlin

ティーナ・バーラ《セルフポートレート 59–76》より[63–64]
1985/2025年
Ⓒ Tina Bara. Courtesy Loock Galerie, Berlin

マーギット・エムリッヒ《フリーダ・D(74歳)、年金受給者、パン職人の未亡人》〈リビングルーム〉より
1975–76/2025年
Ⓒ Margit Emmrich. Courtesy Loock Galerie, Berlin

エリザベート‧マインケ
《無題》
1980年
Ⓒ Estate Elisabeth Meinke. Courtesy Loock Galerie, Berlin

ガブリエレ‧シュテッツァー
《⼥性詩⼈—詩》
1984/2025年
Ⓒ Gabriele Stötzer. Courtesy Loock Galerie, Berlin

クリスティーネ‧ベッカー
《エルベ川のシークエンス IV》
1983年
Ⓒ Christine Becker. Courtesy Loock Galerie, Berlin

エフェリン・リヒター
《ロシア》
制作年不明
Ⓒ Erbengemeinschaft Evelyn Richter. Courtesy Loock Galerie, Berlin

マリア‧ゼフツ
《無題》〈インター‧エッセ〉より
1985-87/2026年
Ⓒ Courtesy Maria Sewcz

レナーテ‧ツォイン
《フリードリヒシュタットパラスト》
1985年
Ⓒ Renate Zeun. Courtesy Loock Galerie, Berlin
ティーナ・バーラ《長い退屈》(展示室4)の上映について
[作品情報]
2016年/HDビデオ、サウンド/62分/日英字幕つき
9:45よりループ上映(6月19日より開始時刻変更)
[ご案内]
本作品は、芸術表現として裸体(ヌード)を撮影した画像を含みます。
このような作品を不快に感じる方やお子様をお連れの方は、入場に際して事前にご了承頂きますようお願いいたします。
また、中学生以下の方の入場は、保護者や引率の大人の方の同伴をお願いしております。
ご理解くださいますようお願いいたします。
・撮影、録画はできません。
関連イベント
クロス・アーティストトーク「東と東:写真の場所、時間の距離」
展覧会の開催にあたり3名の出品作家が来日されるのにあわせ、日本の現代写真を代表する作家のひとりである石内都氏をお招きして、それぞれの仕事に即して、かつての、そして現在のドイツと日本における写真表現の実践的状況や記憶と場所の問題についてお話しいただきます。
概要
日時:2026年6月20日(土曜)午後1時–4時(開場:午後12時45分)
場所:ゲーテ・インスティトゥート東京 ホール (東京都港区赤坂7-5-56)
定員:150名(要事前申し込み・先着順)
詳細はこちら
ゲストトーク「東独女性写真家の作品についてジェンダーの視点から考える」(仮)
現代写真とジェンダーに関する先駆的な仕事を展開されてきた笠原美智子氏を迎え、本展に関してお話しいただきます。
概要
日時:2026年7月11日(土曜)午後2時–4時(予定)(開場:午後1時45分)
場所:葉山館 講堂
定員:60名(事前申し込み優先・先着順)
詳細はこちら
クロス・アーティストトーク:ティーナ・バーラ&マリア・ゼフツ
現在もドイツの主要作家として活動を続ける2名の作家を迎え、それぞれの出品作品を中心に、かつての、そして現在のドイツにおける写真表現についてお話しいただきます。ともに写真とならんで映像作品も手がけるお二人から、多様なお話がうかがえることでしょう。クロストークの後には質疑応答の時間も予定しています。
概要
日時:2026年7月20日(月・祝) 午後2時–4時(開場1時30分)
場所:葉山館 講堂
定員:60名(当日整理券優先:12時よりエントランスホールにて配布)
詳細はこちら
映画上映会『不屈の女たち—旧東ドイツ編』
旧東ドイツの女性たちを追ったドキュメンタリー映画『不屈の女たち—旧東ドイツ編』(2024年/ドイツ/104分/日本語字幕)を上映します。本展の出品作家、ガブリエレ・シュテッツァーがインタビュー等で登場するほか、本展出品作家の写真も作中に使用されています。
開催概要
日時:2026年7月25日(土)、8月22日(土) 各日午後2時より(開場1時30分)
場所:葉山館 講堂
定員:60名(当日整理券優先:12時よりエントランスホールにて配布)
協力:ゲーテ・インスティトゥート東京 
詳細はこちら
担当学芸員によるギャラリートーク
概要
日時:2026年7月12日(日曜)、8月1日(土曜)各日午後2時–2時30分
場所:神奈川県立近代美術館 葉山 展示室
*申し込み不要、参加無料。ただし高校生以上は本展の当日観覧券が必要です。
詳細はこちら
関連情報
「まなざしの奇跡 日本女性写真家の冒険」
本展の会期中にヒカリエホール(渋谷ヒカリエ9F)で開催される展覧会との美術館連携を行います。
会場
ヒカリエホール(渋谷ヒカリエ9F)
会期
2026年7月4日(土曜)–8月26日(水曜)
主催
Bunkamura
*相互のチケットのご提示で観覧料が割引となります。詳細情報を見る
*展覧会の詳細は「まなざしの奇跡 日本女性写真家の冒険」展ページ(外部サイト)にてご確認ください。
コレクション展「「鎌倉近代美術館」と昭和の美術」
詳細はこちら